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JA信州うえだの話題

初めて染め物に挑戦

JA信州うえだの話題 2020.09.24

JA信州うえだ女性部よだくぼ南部支会は9月16日、長和町の和田コミュニティーセンターで染め物講座を初めて開いた。部員19人が参加し、家の光2019年12月号の特集「農で染めよう」を参考に、ハンカチの草木染めを体験した。「新しいことに挑戦してみたい」という部員らの声を受けて企画した。 参加者は、タマネギの皮、小豆、栗のいがを原料に、それぞれを煮つめて3種類の染料を作った。染める素材は1人に1枚ずつ用意した50センチ四方のシルクの白いハンカチ。絞り模様を付けるため、四隅を縛ったり、数カ所を絞って輪ゴムで留めたりした後、染料に浸して染色した。 染め上がったハンカチは水洗いした後、乾かし、アイロンを掛けて完成。タマネギの皮はオレンジ色、小豆は淡いピンク色、栗のいがは薄茶色に仕上がった。 参加者は「縛る強さによって模様や染まり方が変わって面白い」「思ったより簡単にできて驚いた。家でもやってみたい」などと話し、染め上がったオリジナルのハンカチを手に、色合いや模様を確かめていた。 同支会では、新型コロナウイルスの影響で春先から活動ができず、今回が今年度初めての活動となった。参加者は「久しぶりにみんなに会えて本当に楽しかった」と再会を喜び合った。同支会事務局のよだくぼ南部地区事業部生活指導担当の黒岩麻衣主任は「目的を持ってみんなで協力して取り組む姿を見て、女性部の良さを改めて感じた。コロナ禍の中でもできることはあるはず。感染予防をしながら活動していきたい」と話した。 染め物講座は大変好評で「今度はストールに挑戦したい」「他の染料も使ってみたい」との要望があり、2回目の開催を検討している。11月にはフレミズカレッジでも行うことを決めた。

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