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助け合いの会研修 リモート講演で感染症対策学ぶ

JA信州うえだの話題 2020.10.19

JA信州うえだ助け合いの会は10月12日と16日、講師と研修会場をWeb会議システムでつないで協力会員研修会を開いた。新型コロナウイルス感染症の流行を受け、会の活動を自粛している中で、活動再開に向けて、感染症についての正しい知識と対策を学ぼうと企画した。 新型コロナウイルス感染防止対策として、密を避けるため、JA本所など延べ5会場で2日間に分けて開き、会員50人が参加した。 同会は「年をとっても住み慣れたところで安心して暮らしたい」という地域住民の願いを、協同の力で実現しようと活動するボランティア組織。高齢者を対象に、JA施設や公民館など年間130以上の会場で、健康相談や体操、レクリエーションなどを提供する「よりあい広間」を開くなどしている。会員には実際に活動する協力会員と、年会費を納めることで活動に参加する賛助会員があり、2020年2月末の会員数は合わせて1376人。 研修会は、独立行政法人国立病院機構信州上田医療センターの感染管理認定看護師の原かおり副看護師長に講師を依頼。同センターと各研修会場を中継でつないだプロジェクター画面で、感染防止対策の基本をはじめ、複数人が集まる「よりあい広間」を想定した注意事項などを、具体例を交えて学んだ。参加者はパソコンに内蔵されたカメラの前に来て質問し、画面に映った講師とやり取りするなどして初めてのWeb会議を体験した。 同会の荻野久子会長は「コロナ禍の中、感染症の知識向上のため、初のリモート講演を企画した。これからは常に感染症対策を意識した日常生活が必要になるということが理解できた」と話した。

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