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JA信州うえだの話題

地域とJA結ぶサポーター コロナ禍も研修怠りなく

JA信州うえだの話題 2020.10.19

JA信州うえだは9月29日、上田市のJA本所で「生活活動サポーター全体研修」を開いた。管内7地区の生活活動サポーターと生活指導担当者合わせて26人が参加し、雑誌『家の光』掲載の手芸記事を参考に「ティラビーズで作るホイッスルペンダント」の作り方を実習した。 生活活動サポーターは「地域とJAとの絆づくり」を目的に、JAが委嘱。目的別グループづくりの推進役や各種講習会の講師などを務めている。現在23人が各地で活躍し、サポーターが講師を務める講習会などは、年間1100回を超える。内容は手芸や料理をはじめ、食品加工、フラワーアレンメント、スコップ三味線など多彩だ。必要な知識や技術を習得するため、毎月地区ごとに研修会を開いている他、年間3回の全体研修で技能を磨いている。 今年は新型コロナウイルスの影響で各地区のグループが活動を自粛。サポーターの活動する場も失われたが、5月の1回目のサポーター全体研修は、手芸材料を自宅に届けての「在宅実習」に切り替えて行い、活動再開に備えてきた。 2回目となる今回の研修は、グループ活動が徐々に再開される中、昨年10月の台風19号災害から1年になることを受け、防災意識を高めようとホイッスルの付いた作品作りを企画した。 この日は、研修会場と家の光協会をWEB会議システムでつなぎ、『家の光』の活用法や読みどころについても学んだ。 総務企画部くらしの相談課の唐澤久美子課長は「サポーターはJAの生活文化活動や地域づくりの重要な役割を担っている。コロナ禍で従来通りの活動はできなくても、対策をしっかりと取りながら、地域の皆さんの笑顔をつくっていきたい」と話した。

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