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りんご高密植わい化栽培現地検討会 リンゴ多収目指し情報交換

JA信州うえだの話題 2020.10.22

JA信州うえだ果樹部会は9月28、29日、同JA管内4カ所の圃場で「りんご高密植わい化栽培現地検討会」を行い、約60人の生産者が参加した。 管内に広まってきている高密植わい化栽培だが、樹勢や定植後の管理、除草管理などさまざまな課題が多い。生産者同士情報交換をし、技術向上を図り今後さらに栽培面積を拡大していくために企画した。 検討会は、品種ごと別会場で実施。28日は上田東、真田、塩田地区の圃場で「シナノリップ」「秋映」「シナノスイート」「ふじ」、29日は東部地区の圃場で「シナノスイート」の検討会を行った。JA営農技術員が定植1~3年目までの管理ポイントや品種ごとの施肥時期、施肥量、着果管理方法などを説明。災害に強い産地づくりのための多目的ネットの使用についてもPRした。参加者は、高密植わい化栽培に取り組む圃場を見学しながら、真剣に学んだ。 検討会を終えた参加者は「来年3月に初めて高密植わい化栽培に取り組むため参加した。管理方法が今までと違うので、説明を聞いて良かった。リンゴの多収を目指し、既に取り組んでいる生産者と情報を交換しながら頑張りたい」と話した。 高密植わい化栽培は、植栽本数が多く早期多収が狙えることから、近年取り組まれている栽培方法。果実の着色や玉ぞろいも良いことから県内で推奨されている。

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