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農業の魅力感じて 小学生がブロッコリー収穫体験

JA信州うえだの話題 2020.11.04

上田市立武石小学校の2年生22人と3年生26人は10月19日、同市武石上本入にある竹内利通さんの畑でブロッコリーの収穫体験を行った。 2017年、当時JA信州うえだ武石支所の運営委員を務めていた竹内さんから「子どもたちが豊かな自然の中で農業に触れ、魅力を感じる機会をつくりたい」という提案があり、同JAよだくぼ南部地区事業部が企画協力して始まった。 体験は2年生を対象に行っているが、昨年は10月12日の台風19号災害で武石新橋が崩落。同校から畑へのルートが絶たれ中止となった。今年は、昨年体験できなかった3年生も一緒に行った。 児童は、同事業部の営農技術員からブロッコリーの栽培方法や栄養、収穫から店に並ぶまでの流通経路などについて説明を受けた後、畑に入り、ブロッコリーを根元から引き抜いて収穫した。同事業部の職員に余分な葉や茎を包丁で切り落としてもらい、土産として1人2株ずつ家に持ち帰った。 収穫後は、畑で試食会を開いた。児童らは大鍋でゆで上げたブロッコリーをお代わりして頬張り「自分で採って、その場で食べられておいしかった」と笑顔を見せた。 「ブロッコリーはどの部分を食べるか?」などの三択クイズも行い、児童らは元気よく手を挙げて答えていた。 竹内さんは「農業体験は食と農について考える貴重な機会。農業に興味を持ってもらい、食事を通じて心と体の健康が維持できることを分かってもらえたらうれしい」と話した。

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