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上田市川西まちづくり委員会、干し柿を地域の特産品に

JA信州うえだの話題 2020.11.13

上田市の川西まちづくり委員会産業の振興部会は、地域内で放置されている渋柿を活用した干し柿作りに2017年から取り組んでいる。JA信州うえだ西部地区事業部は、施設提供や販売面などで協力し、干し柿を地域の特産品に育てる活動を後押ししている。 同部会は9月5日、部会員の他、地域内から希望者を募り、取り組み当初から指導を受けている県農村工業研究所の滝沢潤主任研究員を講師に、「干し柿作り講習会」を開いた。 10月中旬、上田市のJA浦里店と浦里果実集荷場で行った干し柿作りには部会員ら15人が参加。講習会の参加者も共同作業に加わり、事前に収穫しておいた柿をむいてつるした。今回干した柿は、手もみ作業を経て12月中旬には完成する予定だ。 干し柿はこれまでイベントや姉妹都市の物産展などで販売し好評を得ているが、今年は新型コロナウイルスの影響で中止となっているため、地元の生産者直売所「いずみの里」での販売を中心に行う。 部会では「この干し柿が地域ブランドとして幅広く認知されることを目指し、自然な甘さ、高い栄養価などの魅力をPRし、消費拡大につなげたい」と、関係機関と協力して活動を発展させていく考えだ。

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