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土壌診断生かした土づくりを 第3回ほうさくマスターclub

JA信州うえだの話題 2021.03.31

JA信州うえだが運営する農業用資材店「グリーンファーム中央店」は、毎年開いている家庭菜園の楽しみ方などを題材とした農業初心者向け講習会「グリーンファームカレッジ」に加え、2019年から野菜栽培年間講習会「ほうさくマスターclub(クラブ)」を開いている。 直売所への出荷や家庭菜園のさらなるステップアップを目指す中級者向けの講習会で、年間5回コースで行うもの。今期は昨年10月から講習がスタートし、9人が受講している。受講料は1人3,000円だが、組合員は無料だ。 3月19日には、第3回目の講習を「土壌診断の結果説明、春野菜の栽培、病害虫防除」をテーマに行った。JA営農振興部生産資材課で土壌医検定2級の資格を持つ山口まゆみ係長が講師を担当。第1回開催時に参加者が提出した土の土壌診断結果を手渡し、結果と改良方法を解説した。3月上旬には山口講師が受講者の圃場を巡回して土の状態や栽培状況なども確認しており、今後は受講者の栽培計画に合わせて個別指導も行っていく。 講習では、病害虫防除についても解説。「効果的な防除を行うためには、原因をよく知ることが大切」と、病気の症状や害虫の生態を細かく解説したうえで、実際に使う薬剤をあげながら防除のコツを説明した。 参加者は「土壌診断結果の質問にも個別に対応してもらえて、分かりやすかった。アドバイス通りやってみたい」と意欲的に話した。 次回は4月23日に、夏野菜の栽培と春野菜の管理などをテーマに開催予定だ。

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