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ブドウ苗木植え付け講習会 生産安定に向け知識向上

JA信州うえだの話題 2021.04.05

JA信州うえだヤマジョウぶどう部会、東部ぶどう部会、川西ぶどう部会は3月30日、ブドウ苗木の植え付け講習会を開いた。同JA管内のブドウ生産者50人が参加した。午前は上田市保野の飯塚芳幸さんのブドウ園、午後は東御市滋野の唐沢俊一さんのブドウ園で講習を行った。 ブドウの安定生産に向けて取り組む講習会は今年で3年目。苗木の植え付けの知識を再確認し、技術を身に付けてもらうことを目的としている。近年、「シャインマスカット」や「ナガノパープル」といった、種なしで皮ごと食べられるブドウが人気となり消費量が増えている中で、生産現場でも新規または改植で苗木を植える、新規就農者で初めて苗木を植え付けるといったことも増えている。 講習会では、上田農業農村支援センターの木曽秀紀さんが講師を務め、品種ごとの好適環境条件や土壌改良についてなどの植え付けの基礎を説明。園主と協力して実演も行った。午前講習では、園主の飯塚さんが根の張りを良くするために浅植えにする、植え付け後は十分にかん水するなどのポイントを実演の中で分かりやすく説明した。 参加者は「自己流になっている植え方を見直せる良い機会。昨年も参加し、指導通り植え付けをしたものが今、順調に育っている。今年の講習会で学んだことも取り入れ、良質なブドウを栽培したい」と話した。 管内では今年、人気品種「シャインマスカット」と県オリジナルの新品種「クイーンルージュ」を中心に、約1,500本のブドウを植え付けた。

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