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高品質と安定生産目指す 植え付け検討会

JA信州うえだの話題 2021.04.12

JA信州うえだ果樹部会は3月中旬、上田市の部会員のリンゴ園で高密植矮化(わいか)栽培の「植え付け検討会」を開いた。部会員35人とJAの果樹担当の営農技術員7人が参加。より高品質なリンゴの安定生産を課題とし、この栽培方法での定植のポイントや管理方法などを確認した。 部会は早期多収と品質安定が見込めるため高密植矮化栽培の普及に力を入れている。今年は高密植栽培専用のフェザー苗約7300本を定植する。 講師はJAの営農技術員が担当した。甲田晃雅さんのリンゴ園で、定植前に行う苗木の給水徹底や誘引作業、排水性を良くするための対策、台木の長さの確保などについて説明した。また、近年台風の強風などによるトレリスの倒壊が発生していることを受けて、トレリスの補強方法も説明した。 参加した部会員は「今回得た知識を参考に作業を進めていきたい」「高密植矮化栽培に興味があったので、参加してよかった。」と話した。 JA上田東営農センターの山崎亮営農技術員は「高密植矮化栽培は植え付けから重要となるので、今後も定期的に検討会を設けて生産者に技術をつなげていきたい」と話した。

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