JA信州うえだアスパラ部会丸子支部は4月6日、丸子地区のアスパラガス生産者の圃場で「アスパラガス現地出荷説明会」を開いた。アスパラガスの品質向上と収量増加を図ることが目的で、出荷が始まる前の4月上旬に毎年行っている。今回の説明会には丸子地区の生産者8人が参加。出荷規格や出荷時の注意点を確認した。 この日は営農技術員が、規格ごとのサンプル写真を用意。重さや形などの出荷規格をイメージしやすいように現地で説明した。また穴掘り機エンジンオーガーの実演を行い排水対策の重要性を確認した。 参加者は「コロナ過のため生産者同士の交流が少ないので、説明会を開いてくれてとてもありがたい。今年も品質の良いものを出荷してきたい」と話した。 同JA丸子営農センター竹内汐音営農技術員は「品質向上や収量アップを図るため今後も継続して説明会を行いたい。アスパラガスの出荷は、気温が低い時期から始まるため凍霜害が発生する。少しでも被害が軽減できるように対策を生産者に周知していく」と話した。