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とうみ未来ブドウプロジェクト 情報交換会でブドウ生育状況など確認

JA信州うえだの話題 2021.05.26

種なしブドウの栽培技術向上と生産拡大のための調査研究などを行うJA信州うえだ東部ぶどう部会「とうみ未来ブドウプロジェクト」は5月19日、東御市滋野乙の滋野ぶどう共選所で情報交換会を開いた。会員15人の他、上田農業農村支援センター、農薬メーカー、JAの果樹担当者らが出席し、現在のブドウの生育状況や昨年度の生育課題と対策、今年度の活動内容などについて確認した。 今年は、4月に3回に渡って凍霜害が発生したものの、現在ブドウの生育は平年並みで推移していることを報告。昨年度の課題である縮果症と黒とう病の対策について、原因と抑制対策を話し合った。今年度は昨年同様、同市のふるさと納税の返礼品としても人気が高い「シャインマスカット」の栽培に力を入れて取り組む他、栽培研修を行い生産者同士の研究成果、情報の共有を図っていく方針だ。 10年目を迎えた同プロジェクトは、会員28人で活動している。今年度行った役員改選で、滋野地区の若林賢司さんが会長に就任した。メンバーは一人一研究にも取り組み、そこで得られた情報や栽培技術を部会へフィードバックすることで、東御市産ブドウのレベルアップとブランド向上を目指す。

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