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生産者の喜び、農業体験で知って こども農業体験「教育ファーム」

JA信州うえだの話題 2021.05.28

上田市農政課とJA信州うえだ、JA子会社の(有)信州うえだファームは、こども農業体験「教育ファーム」を毎年実施している。第7期の今年は、5月から2月まで全7回を予定する。市内に居住する小学校高学年の親子を募集し、7組18人が集まった。 この農業体験は、市が企画して2015年からスタート。JAや同社が協力し、農地の提供や栽培の補助などを行っている。生産者の指導で作物を育てて食べるまでの一貫した「本物体験」を提供し、生産者の苦労や喜び、食べ物の大切さを知ってもらう。 第1回目は、5月22日に上田市殿城の「稲倉の棚田」で田植えを行った。稲倉の棚田保全委員会の久保田良和委員長らの指導で、約1アールの田んぼに「コシヒカリ」の苗を植えた。参加者は親子で一列に並び、苗を手で植えていった。作業が終わると、「田んぼでかけっこするよ」という久保田委員長の掛け声のもと、まだ田植えをしていない田で子どもたちが元気に代かき代わりのかけっこを楽しんだ。「田んぼに入るのは初めて」という子どもが多く、ひんやりとした泥の感触に歓声を上げるなど、初めての田植えを楽しんだ。棚田の稲刈りは、9月の教育ファームで行う予定だ。 久保田委員長は「親子で田植えを楽しんでもらえてよかった。稲の成長過程もぜひ見に来てほしい」と話した。 次回の教育ファームは6月5日に、夏野菜の植え付けを行う予定だ。

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