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給食用タマネギ収穫体験 東塩田小5年生が楽しく農作業

JA信州うえだの話題 2021.06.18

地元農産物の消費と利用促進に取り組む「上田地産地消推進会議」の学校給食部会とJA信州うえだ塩田営農センターは6月15日、上田市古安曽の清水宏之助さんの圃場で、同市立東塩田小学校5年生を対象にタマネギの収穫体験を行った。児童39人が参加し、清水さんとJA営農技術員の指導のもと、2班に分かれてタマネギの収穫作業と乾燥作業を体験した。 同部会は、地産地消率向上の一環で地元学校給食にタマネギを供給している。2001年頃から取り組みをはじめ、同市内の小・中学校に昨年度は約14トンを供給した。今年度は15トンを目標に掲げる。今回の取り組みは、食農教育の一環として、子どもたちに農産物がどのように育てられて給食に並ぶのかを、農作業に携わることで学んでもらおうと初めて企画した。 児童らは、圃場に植わったタマネギを引き抜いたり、収穫したタマネギを3~4個一緒に紐で束ねる作業に汗を流した。「タマネギを引き抜く感覚が楽しい」「上手に縛れたよ!」と笑顔で作業を楽しんだ。清水さんは「机の上の勉強だけでなく、実際に農業を体験することで新しい発見をしてほしい。楽しく取り組んでくれればうれしい」と話し、児童の作業を見守った。 同営農センターの坂口達哉営農技術員は「子どもたちが一生懸命に取り組む姿が印象的だった。収穫したタマネギは給食になるので、楽しみにしていてほしい」と話した。 タマネギはカレーなどに調理され、給食として提供される予定だ。

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