JA信州うえだ

ホーム いいJAん!信州の話題 防災意識を高く持とう 初の防災学習会

JA信州うえだの話題

防災意識を高く持とう 初の防災学習会

JA信州うえだの話題 2021.06.30

JA信州うえだ女性部よだくぼ南部支会と丸子支会は6月24日、上田市下武石の武石公民館で「防災学習会~地域の防災力をアップしよう~」を開いた。よだくぼ南部支会員28人、丸子支会員13人が参加。長野県危機管理部危機管理防災課の太田英雄防災指導員を講師に、災害対策などについて学んだ。 同部は、三カ年プランの目標の一つに「防災学習」を掲げている。近年、異常気象が頻繁に発生することや一昨年の台風19号での被災を受け、もっと「自分事」として防災について考える機会にしようと初企画した。 太田講師はパワーポイントを使って、これまでの災害から学ぶ対策や災害発生時に取るべき行動、備蓄や防災用品の重要性などを分かりやすく説明した。参加者が持参したハザードマップを参考に、地元の危険区域や危険度の確認も行った。 学習会を終えた参加者は「ハザードマップを見る良い機会になった。家族や自治会で話し合うことが大切だと感じた」「自分を含め、防災グッズなどを備えている人が少なくて驚いた。今後何があるか分からないので、いざという時のためにしっかり準備したい」などと話した。 よだくぼ南部支会の荻野久子支会長は「台風19号では、この地域も甚大な被害を受けた。月日が経つにつれて災害の記憶は徐々に風化してしまうが、今日学んだことを忘れずに、常日頃から防災意識を高く持ち続けよう」と話した。

お知らせ