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つるし飾りで地域活性化 JA別所店でつるし飾り作り

JA信州うえだの話題 2021.07.02

上田市別所温泉をつるし飾りで活性化させようと活動する「別所温泉つるし飾りの会」は7月1日、JA信州うえだ別所店でつるし飾り作りを行った。会員11人が参加し、上田地域古来のつるし飾りを完成させた。 同地域のつるし飾りは、よく知られる立体型ではなく、表面のみ綿を入れたふっくらとした平面型なのが特徴。花やチョウ、鳥などをデザインし、柳や竹に七夕飾りのように飾る。参加者はちりめんの和服の端切れを使い、毬や扇子、凧などをデザインして各々すてきなつるし飾りを作り上げた。参加者は「ちりめんの柄に合わせて切り方や綿の入れ方を工夫するのが楽しい」と話し、作業を楽しんだ。この日作った作品は、同JA中塩田店内に展示されている。 同会代表の庄村啓子さんは「つるし飾りというすばらしい文化を多くの人に知ってもらえるよう活動している。次世代につなげていけるよう、みんなで力を合わせてすてきなつるし飾りを作り続けていきたい」と話した。 同会は2010年発足。同地域に伝わるつるし飾り文化について研究し、毎月定期的につるし飾り作りを行っている。作成したつるし飾りは、別所温泉内の旅館や施設などに飾られている。

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