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課題克服へ シナノリップ検討会

JA信州うえだの話題 2021.07.28

21上小農業活性化協議会とJA信州うえだ果樹部会は7月7日、上田市の坂下浩さんのリンゴ園でリンゴ「シナノリップ」栽培管理検討会を開いた。現在栽培に取り組んでいる部会員や栽培を検討している部会員と、JA営農技術員ら38人が参加した。 「シナノリップ」は県のオリジナル品種。真っ赤に色づき、食味がいいのが特徴。夏に収穫できることから他産地との競合も少なく、収入増加が見込めることから、同部会は「シナノリップ」を推奨品種としている。 2018年から市場の販売が始まり、苗木の導入も進んでいるが、ヤガによる被害や日焼けなど栽培上の課題もある。そこで、課題の検討や栽培についての情報交換の場にしてもらおうと、検討会を開いた。 検討会では、県農政部農業技術課副主任専門技術員の鈴木剛伸さんが、同品種の特徴、着色管理・誘引などの栽培管理方法、ヤガ対策などを説明。参加者から上がった課題について改善方法をアドバイスした。 参加者は「シナノリップは食味がよく消費者に喜ばれると思う。検討会内容を今後の作業にいかし、より高品質なものを消費者に届けたい」と話した。

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