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こども農業体験「教育ファーム」 稲刈りとはぜ掛け体験

JA信州うえだの話題 2021.09.29

上田市農政課とJA信州うえだ、JA子会社の(有)信州うえだファームが毎年実施する、こども農業体験「教育ファーム」。作物を育てて食べるまでの一貫した「本物体験」を提供する。第7期の今年は、全7回を予定。9月25日には、第4回目として同市殿城の「稲倉の棚田」で、稲刈りとはぜ掛け体験を行った。7組の家族20人が参加した。 稲は、今年5月の第1回教育ファームで参加者が植えたもの。この日は、稲倉の棚田保全委員会の指導のもと、鎌を使った稲刈りや、刈った稲を束ねてはぜ掛けする作業を体験した。一条刈りバインダーでの作業も体験し、手作業との違いも学んだ。参加者は「5月に植えた苗が立派に成長していてうれしかった」「手作業は大変だったが、鎌の使い方を学ぶことができた」「機械での作業がこんなに早いとは思わなかった」などと話し、作業を楽しんだ。 指導した同委員会のメンバーは「作業を実際に体験し、収穫の苦労や喜び、そして農業機械の便利さを知ってもらえたと思う。この体験を機に、米栽培に興味を持ってくれたらうれしい」と話した。 次回の教育ファームは11月13日、ダイコンとハクサイの収穫体験を行う予定だ。

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