JA信州うえだの話題
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滋野小3年生巨峰の房切りを学習
東御市立滋野小学校の3年生は6月3日、JA信州うえだ営農技術員による「巨峰」の房切り作業を学んだ。同市特産の「巨峰」の栽培を学ぶ体験学習の一環で、6月下旬に摘粒と袋掛け、9月に収穫作業を行う。
当日は降雨のため教室での授業となったが、児童28人が参加。JA信州うえだ東部営農センター坂口拓矢営農技術員と今年入所した杉本理旺担当が、作業方法をパネルを使って説明。「巨峰」栽培の歴史や、一年間の生育過程、今後の管理方法などを紹介した。
教室での体験となったが、持ち込んだ巨峰の枝にある房を児童の代表がハサミを使って不要な部分を切りとる房切り作業を体験した。また、次回行う摘粒の予習やハサミの扱い方など、坂口技術員が児童らに囲まれながら指導した。児童らは、「小さな粒を切るのが面白かった」「この切った粒は食べられるのか」など楽しそうに質問していた。
救命の連鎖奏功で感謝状を受賞
JA信州うえだ菅平高原営農センターと小林伸明さん(46)、村本清太郎さん(36)は6月2日、上田地域広域連合消防本部3階大会議室で傷病者の救護に顕著な功績があったとして同消防本部から感謝状が授与された。
これは、令和6年10月9日、同営農センター菅平第一集荷場で発生した傷病者救護において、顕著な功績を挙げたためである。
当日、同集荷場で職員が倒れた際、目撃したJAの同僚が大きな声で応援を要請し、119番通報とAEDを菅平高原国際リゾートセンターまで借用に行った。現場に戻ったのち、同僚らはAEDを開封。同僚の衣服をAED装着可能な状態にした。
その間、職員の呼びかけにこたえた農家の小林伸明さんは、救命講習の経験を活かし、現場で意識と呼吸を確認後、胸骨圧迫を開始。AED到着後は電源を入れ、除細動パッドを装着し、指示通りにショックを3回実施した。農家の村本清太郎さんも、胸骨圧迫を交代しながら継続し、救命活動を行った。
消防本部からは、目撃からの通報、AEDの手配、胸骨圧迫の開始と継続、電気ショックの実施まで、各自が役割を分担し協力し合ったことで、「救命の連鎖」が途切れることなく、円滑に引き継がれ、傷病者の社会復帰へと導いたものと評価された。この一連の流れを奏功事例として、救命講習会などで活用していくとのこと。
同営農センター宮島センター長は「倒れた職員は、後遺症もなく復帰している。協力してくれた皆さんに感謝している。いざという時に向け、知識など備えの重要性を実感した」と話した。
優秀農家7組 総代会で表彰
JA信州うえだは、第31回通常総代会に併せて令和6年度優秀農家の表彰式を開いた。農業経営や地域農業の振興に顕著な功績を上げている農業者や団体を管内から選出し、取り組みを広く紹介することで、地域農業の発展と振興につなげることが目的。
JA長野中央会営農農政部小山清孝部長が審査報告し、県上田地域振興局の合津俊雄局長とJAの眞島実組合長が表彰状を授与した。受賞者を代表し、浦野蕎麦集落営農組合の清水武徳組合長は「栄誉ある賞をありがとうございます。今後も地域農業の発展と地域づくりに貢献していきます」と感謝と意気込みを述べた。
受賞者は次の通り。かっこ内は住所・営農類型。
◇一般の部
▽株式会社佐藤nb・代表=佐藤浩二(東御市祢津・水稲+ソバ+農作業受託)▽清水修(上田市豊里・果樹)▽丸山直幸・みよ子(同市菅平高原・野菜)▽西村勇・マチ子(同市丸子町依田・花き+水稲)▽竹内利通・和枝(同市武石・野菜+花き)▽北村美保(同市中塩田・果樹)
◇集団・グループの部
▽浦野蕎麦集落営農組合・組合長=清水武徳(上田市浦野・ソバ+小麦)
ウォーキングしながら自然を満喫
JA信州うえだ女性部よだくぼ南部支会は5月23日、立科町の御泉水自然園を歩く「健康ウォーキング教室」を開いた。部員31名が参加して、自然を満喫しながらウォーキングを楽しんだ。
この教室は、支会員の健康増進と親睦を目的に、会場を変えながら毎年開催している。御泉水自然園会場は、昨年開催を企画したが、あいにくの雨で歩くことができなかったため、支会員の要望から再企画した。今年は天候に恵まれ、新緑の木漏れ日の中を約1時間30分ウォーキングして体を動かした。
また、散策コース周辺は、色とりどりのシャクナゲやレンゲツツジが見頃だったほか、コース途中にある『女神テラス』では遠くに見える山々と女神湖の絶景を眺めながら一休み。花の名前を教え合うなど参加者同士の会話も弾み、感動を共有していっそう親睦が深まった。
参加者は、「自然の中で、時々聞こえてくる野鳥の声や、きれいな花、気持ちの良い風に、とても癒された」と、心身ともに元気になって帰路についた。
同支会では「食」「農」「くらし」「健康」をキーワードに活動し、今後も6月には「食と住まいの研修会」、「キムチ作り教室」などを計画している。
菅平高原産の採れたてレタスを販売・PR 菅平高原カントリーフェスティバル
JA信州うえだは6月1日、上田市菅平高原のアンダーアーマー菅平サニアパークで開かれた「第36回菅平高原カントリーフェスティバル」(一般社団法人 菅平高原観光協会)に出店。同高原産の採れたてレタスを生産者が販売し、来場者へPRした。
JAではこのイベントに毎年協賛しており、特産であるレタスのPRブースも地元生産者でつくる菅平農事振興組合と協力して出店している。
当日は、地元だけでなく市内外から多くの来場者が訪れ、レタスを箱で買い求める姿が見られた。。用意した約500玉は、イベント終了前に完売した。
開店直後に箱で買い求めた市外から来た女性は、「毎年このレタスを目当てにしていて、家族にも買ってきてと頼まれている」と、さっそく車に積み込んでいた。また別の夫妻も、「一昨年初めて食べて、とても甘くておいしくて感動した。それからファン。今日も食べるのが楽しみ」と笑顔で話した。
店頭に立った菅平農事振興組合の小林昭組合長は、「たくさんのみなさんに菅平高原産レタスをPRし、そのおいしさを知ってもらいたい」と、意欲を込めて話していた。
よだくぼえのきたけ部会が総会を開催 品評会入賞者の表彰も実施
JA信州うえだよだくぼえのきたけ部会は5月30日、総会を長和町の信州立岩和紙の里で開き、24年度の事業報告や25年度の事業計画など4議案を承認した。またこの日は、あわせて長野県きのこ品評会とJA信州うえだきのこ品評会の入賞の表彰も行い、部会員やJA・行政関係者11名が集まり成果を称えた。
同部会は24年度、特に異物混入事故防止に努め、初めて発生件数ゼロを達成した。25年度も引き続き事故防止対策に力を入れるとともに、品質向上に向けた技術講習会の開催や品質検査の実施、安定供給対策などに取り組むことを確認した。
総会では任期満了による役員選任も行われ、新たに清水義信部会長が選ばれた。清水部会長は、「事故の未然防止と高品質平準化、供給の安定化に、みなさんの協力を得て取り組んでいきたい」とあいさつした。
表彰では、2つの品評会の同部会入賞者をあらためて表彰した。
同部会の入賞者は下記の通り。
【令和6年度長野県きのこ品評会】(10月11日開催)
◇長野県知事賞=掛野早苗(長和町)
◇長野県農業協同組合中央会長賞=(有)信州うえだファームよだくぼきのこ園(長和町)
【第24回JA信州うえだきのこ品評会】(11月11日開催)
◇長野県上田地域振興局長賞=(有)カケノ(長和町)
◇信州うえだ農業協同組合長賞=長谷純男(長和町)
僕の稲、大きくなあれ!初めてのバケツ稲づくりに挑戦
JA信州うえだよだくぼ南部地区事業部は4月から、和田児童クラブに通う児童たちと「バケツ稲づくり」に初挑戦している。5月22日には、種もみから大事に育ててきた苗を、バケツの田んぼに植え付けた。
この取り組みは今回が初めてで、子どもたちに食や農業への興味・関心を深めてもらうことが目的。毎日食べている米を、子供たちが自らの手でもみから育て、田植え、収穫と米になるまでの作業を体験することで、育てる楽しさや、命の大切さも知ってもらいたいと企画した。
取り組みの趣旨に、長和町の和田児童クラブが賛同して実現。クラブに通う子どもたち10人分の「バケツ稲づくりセット」を同事業部が用意した。
子どもたちは、4月17日に種もみを水に浸し、20日に萌芽を確認、24日には1人24粒ずつ育苗培土へ大事に種まきをした。この間子どもたちは、毎日学校からクラブへ来るなり種もみの様子を虫眼鏡で観察したり、種まきの後すくすく伸びる苗の変化を楽しみ、「白い芽が見えてきたよ!」「苗、大きくなってきたよ」と、うれしそうに稲の生長を見守っていた。
この日は、JAの営農技術員が先生を務めた。事前に子供たちが、バケツに土を入れ、肥料・水を加えてスコップや手でよく混ぜて準備した「バケツ田んぼ」に、苗の中から生育の揃った5本を選んでまとめて束ね、植え付けた。水の管理などの注意点をしっかり聞いた子どもたちは、「僕の稲、おおきくなあれ!」と期待に胸を膨らませていた。
今後は稲の生育を観察し、収穫後にはもみすりや炊飯も体験する予定だ。
手作り豆腐のおいしさにびっくり!フレミズカレッジで豆腐作り
JA信州うえだ女性部よだくぼ南部支会は5月14日、今年度の「フレミズカレッジ」第1回となる豆腐作り講座を長和町の和田コミュニティーセンターで開催。フレミズ世代の女性達5人が子どもと一緒に参加して、初めての体験を楽しんだ。
「フレミズカレッジ」は、地域の若い女性が集う機会をつくり、学び、趣味の発見、仲間づくり、そして悩み・喜びを分かち合える場にしてほしい、と始めたもの。活動を通してJAや女性部を身近に感じてもらいたいというねらいもある。
講座内容は、JAならではのキーワードとして「食」「農」「くらし」「子育て」を軸に、参加者の要望を取り入れて年間計画を立て、同じメンバーで1年間受講する。今年で7年目となり、リピーターだけでなく毎年新規会員も参加する人気の講座だ。
この日の豆腐作りも、昨年度行ったアンケートでの要望を受けて企画した。材料は、地元で採れた地大豆「こうじいらず」を使用。作り方をJAくらしの活動相談員が説明し、女性部役員が作業を手伝いながらコツを伝えたり、託児をして、参加者をサポートした。
前日から水に浸しておいた大豆と水をなめらかなクリーム状になるまでミキサーにかけ、沸かした湯の中に入れて煮て、しっかり絞ると豆乳とおからができた。豆乳にニガリを入れて固め、ザルに上げて水気を切ったら完成。
参加者は「初めての体験でとても楽しかった。大豆の甘さにびっくり。豆乳もおいしかった」、「豆腐はあまり好きではなかったのに、この豆腐はおいしく食べられた。家族にも食べさせてあげたい」と、笑顔で話した。
次回は、「簡単!漬物講座」を予定している。
健康づくりはコンディショニングから ピラティス教室
JA信州うえだ女性部真田支会は4月14日、同JA真田地区事業部の2階大会議室でピラティス教室を開催した。この企画は健康教室の一環で、年間計画に基づいて開催。昨年度好評にして部員からの開催要望も多く、今年度は3回シリーズで開催を予定している。
当日は同部員14人が参加した。
シリーズのうち1回目となる今回は、バレエ・バレトン・ピラティス講師の青木いつみ氏を迎え、「コンディショニング」をテーマに開催した。参加者一人ひとりの体の調子を聞き、動かしにくさや痛みのある部分にもアプローチしながら1時間、気持ちよく体を動かした。
参加者からは「腰や背筋が伸びてピンとした」「首が回しにくかったが、さっきより動かせるようになった」「すっきりして気持ちよかった」と体の調子が良くなったなどの声が上がり、好評だった。
次回は5月に「骨盤矯正」をテーマに開催を予定している。
このようなニーズも 焼肉のたれ加工
JA信州うえだ女性部真田支会は4月中旬、同JA真田地区事業部の長研修センターでフレッシュミズ講座を開催した。この講座は年間計画に基づいて開催した。
当日はフレッシュミズ世代と子供、女性部員17人が参加した。
令和7年度フレッシュミズ講座の一回目となる今回は、フレッシュミズ講座参加者からのニーズに基づき「焼肉のたれ加工」とした。地元産リンゴやニンニクなど国産野菜を切って、醤油や砂糖など調味料を一緒にミキサーにかけて作った。子供たちも包丁を握り、「猫の手だよ」と親が声をかけながら一緒に作った。
参加者からは「昨年も作ったけどあっという間に終わってしまった。今年も沢山仕込めたので今日から使いたい」「子供も一緒に作れて楽しそうだった」「前回楽しかったので、今回も参加した」「今日はお肉を買って帰ろうと思う」と、実際の使用を楽しみにするなど好評だった。
次回は豆板醤作りを5月に予定している。
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