JA信州うえだの話題
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災害に強い産地づくりへ
JA信州うえだヤマジョウぶどう部会は3月3日、上田市のJA本所で生産者大会を開いた。部会員やJA役職員、市場関係者ら約50人が参加し、2025年度事業報告や26年度事業計画を報告した。また、同部会が選ぶ優良生産者3名と特別賞1名を発表し表彰するとともに、昨年9月のJA信州うえだぶどう(シャインマスカット)品評会の同部会入賞者も表彰した。
25年度は高温や少雨等の影響により、管理作業が難しい年だったが、講習会・園地点検などを行い、部会員一丸となって良品生産を図ってきた。冷蔵出荷にも取り組み、有利販売につなげている。また気象に左右されない生産基盤の確立のため、トンネルメッシュ(簡易雨よけ)設置を推奨しており、露地栽培に比べ病害軽減・サビ果の減少・災害予防に効果が出ている。26年度は、さらに品質の高位平準化を目指すとともに、災害に強い産地づくりに向けて、ハウス・トンネルメッシュなど施設化の推進にも力を入れる。
また、毎年大会にあわせて「優良生産者表彰」として、品質・数量ともに優秀と認めた部員を表彰している。今年は、優良生産者に若林源さんをはじめ3名を、特別賞として金井秀美さんを選んだ。さらに、2025年9月26日に行われた「JA信州うえだぶどう(シャインマスカット)品評会」において、同部会から長野県知事賞を含む5人が入賞し、この日に表彰した。
受賞者を代表して謝辞をのべた若林源さんは、「このような素晴らしい賞をいただき、80歳を超えたがこれを励みにもうひとがんばりしたい」と、喜びを語っていた。
□「優良生産者表彰」(かっこ内は支部)
〇優良生産者
・若林 源 わかばやし はじめ(豊殿)
・手塚 晃 てづか あきら(神科)
・小山 栄夫 こやま ひでお(西部)
〇特別賞
・金井 秀美 かない ひでみ(神科)
災害に強い産地を築こう
JA信州うえだ果樹部会は3月17日、東御市田中のラ・ヴエリテで「果実生産者大会」を開いた。部会員をはじめJA役職員、市場関係者ら約80人が参加し、2025年度の取り組みや販売実績、2026年度の生産振興計画等を報告した。また、「第27回全国果樹技術・経営コンクール」で、同部会が農林水産省農産局長賞を受賞したことも報告し、喜びを共有した。
同部会は、JA信州うえだ管内のブドウをのぞいた果樹の生産農家でつくる生産者部会で、7支会あわせて約500人の部会員で組織されている。あいさつに立った永井秀樹部会長は、全国果樹技術・経営コンクールの受賞を報告し、「部会員のこれまでの地道な活動が評価され、うれしい。関係各所の支援に感謝し、今後も産地の課題解決に向けて指導をお願いしたい。これからも対話を基本として、健康に留意しながら活動に邁進していこう」と、熱意を込めた。
25年度は、高温・少雨と栽培管理に厳しい条件だったとしながらも、摘果・肥培管理・剪定等の時期に合わせた現地講習会を行うことで栽培管理を徹底した。出荷量は前年度数量をほぼ維持、販売単価は上回る結果となった。26年度は、施設化による災害への対策をはじめ、高密植わい化栽培のさらなる推進、「秋映」の産地化、「ふじ」の優良系統の導入、遊休樹園地再生等に力を入れ、次世代へつながる信州うえだブランドの確立を目指す。
また、毎年大会にあわせて「優良品出荷者表彰」と「自信作ふじ出荷者表彰」も行っており、今年はあわせて13人を表彰した。
□「優良品出荷者表彰」(かっこ内は支会)
〇リンゴ
・シナノリップの部
杉山 明(真田)
・サンつがるの部
柳沢 宏紀(上田)
・秋映の部
茅野 泰彦(上田)
・シナノスイートの部
清水 新一(東部)
・シナノゴールドの部
清水 滉平(上田)
・サンふじの部
山本 繁(真田)
中村 俊輔(真田)
〇モモ
・あかつきの部
神林 仁子(真田)
・川中島白桃の部
高寺 政一(真田)
〇新興果樹
・プルーンの部
斉藤 利夫(上田)
□「自信作ふじ出荷者表彰」
〇特秀率の部
田中 利明(東部)
〇糖度の部
井出 規子(上田)
〇着色の部
関 輝男(川西)
詐欺被害防止テーマに総会記念講演
JA信州うえだ女性部塩田支会は3月5日、上田市中野のモルティしおだで、第31回通常総会を開いた。当日は、支会員63人が出席し、2025年度の事業報告、26年度の事業計画など3議案を可決した。
同支会は、現在支会員178人。16支部と4つの目的別グループが活動している。通常は支部単位での活動となるため、支部を超えた会員同士の交流機会は少ない。そこで、支会員全体の交流を図ることを目的に、毎年イベント内容を変えて交流会を開催している。25年度は、日帰りで「女性部塩田支会交流会 清津峡ツアー」を開催し、部員60名が参加。コロナ禍以降、最多の参加となった。参加者は、「定期総会以外で1年に1回の交流会。他支部の方と情報交換も行えて、お互いに日頃の活動に活かせるような話ができた」と、大好評だった。
また、農業や食へ理解促進のため、全支会員への野菜苗の配布も長く続けている。
26年度も、支会員はもちろん新たな部員の参加が増えるような活動の実施を目指す。
総会後は、「【注意】巧妙化する特殊詐欺!!ニセ警察官多発中」と題して、上田警察署生活安全課防犯指導係員の藤塚岳志巡査を講師に、記念講演を行った。詐欺事件が増えている中、手口を知って、被害を減らすとともに地域への注意喚起につなげようと、同支会とJAが協力して企画。講師が紹介した実際の詐欺手口を熱心に聞いた参加者は、「被害にあう人が無くなるように、家族や友人にしっかり伝えていきたい」と、話した。
仲間とのつながりを大切に活動しよう
JA信州うえだ女性部上田支会は3月9日、上田市大手のJA本所で第31回総会を開いた。支会員約70人が出席し、2025年度の事業報告、26年度の事業計画など4議案を可決した。
上田支会は、支会員155人。12の目的別グループがあり、料理・手芸をはじめ、フラダンス、コカリナ、合唱、ストレッチ体操と、多彩な活動をしている。25年度は、グループ活動を基盤に、食の安心・安全・国消国産への理解促進や、健康で安心してくらる地域づくりを目指して活動してきた。
今回の総会の企画にあたり、役員会議で、「各支会員は参加するグループ以外の活動を目にする機会はなかなかない。各グループの日頃の活動を披露し合って、お互いに応援し合おう」と決定し、活動発表も行った。手芸グループは自慢の作品を展示し、料理グループは調理を楽しむ様子を写真でまとめて掲示。歌の会は、活動を撮影して放映し、練習の様子や歌声を披露した。フラダンスやコカリナのグループは、実際にステージで踊りや演奏を披露し、参加者は大きな拍手で仲間の活動にエールを送った。
佐藤暁支会長は、「全国ではなんと35万人の女性部の仲間が活躍しています。ひとつの集まりから大きな力が輪になってつながっています。私たち上田支会も仲間とのつながりを大切に、食と農に関心を持ち、地域づくりに参加・参画をしていきましょう」とあいさつした。
「きのこフェア」開催中(3月27日まで)
JA信州うえだは3月13日から27日まで、管内4直売所(うえだ食彩館ゆとりの里・新鮮市真田・マルシェ国分・愛菜館)で、「きのこフェア」を開催している。
今回のフェアは、同JA営農部販売課を事務局に、JA信州うえだ直売所合同企画として行っている。売り場にPOPを展開するほか、Instagramを活用したプレゼントキャンペーンも実施。公式アカウントのフォローとキノコ3点購入レシート送信で応募でき、抽選で10人に「きのこ3種(ナメコ・エノキタケ・シイタケ)と米2㎏セット」を贈呈する。
さらに、20日にはうえだ食彩館で、21日にはマルシェ国分で、「きのこご飯お振舞」を行った。店頭で、各種のキノコを使ったご飯とレシピを配付。味わった来店者は、「キノコがいっぱいで、ヘルシー。さっそくキノコを買って帰って、作ります」と、店内へ向かっていた。
同JAは、26年度は毎月、直売所を拠点に主要品目を中心にしたイベントを企画し、信州うえだ産農産物の魅力を広く伝えていく予定だ。公式InstagramやSNSを通じた情報発信も強化し、ファンづくりに努めていく。
支会員の参加が後押しし、計画した活動を全て実践
JA信州うえだ女性部よだくぼ南部支会は3月3日、長和町の和田コミュニティセンターで定期総会を開いた。支会員約90人が参加し、2025年度の事業報告、26年度の事業計画など4議案を可決した。
よだくぼ南部支会は、支会員210人で、25年度はグループ活動として料理教室112回、手芸教室68回、フラダンス48回など活発に活動してきた。支会全体活動も、ウォーキング教室や体操教室、防災学習のための視察研修、地元産農産物を使った共同加工など、多彩な活動を実施。なかでも、地元の若手農家と連携して地元産トマトを活用している「トマトケチャップ加工」は、「安全・安心で、なによりおいしい」と、支会員から人気の活動だ。これまでは自家消費のために共同加工を行ってきたが、23年度からはできあがったケチャップを「笑顔のルビー」と名付けて女性部やJAのイベント等で販売し、地区外にリピーターができるほど大好評となっている。
また、おおむね45歳までの若い女性たちに向けた「フレミズカレッジ」も年に4回開催し、若い世代の仲間づくり支援はもちろん、子どもを持つ母親へ食と農業の大切さを伝える機会として力を入れている。
26年度も引き続き、仲間の絆を大切にし、こころ豊かなくらしの実現を目指す。荻野久子支会長は、「25年度は、みなさんの積極的な参加によって年度当初に計画した活動をすべて実践することができた。今年度も笑顔を大切に、楽しみながら元気に活動していきましょう」と、呼びかけた。
総会後は、さっそく健康づくりに向けて記念講演を実施。「医療と介護の連携における依田窪病院と老健“いこい”のとりくみ~生き生きと元気に過ごすポイント~」と題して、長和町にある国民健康保険依田窪病院の城下智院長が講師に立った。地域における医療・介護の現状とともに、これからの健康管理・予防に向けて骨粗鬆症や『沈黙の臓器・肝臓』について取り上げたり、いつまでも元気に過ごすための日常生活のポイントをわかりやすく話した。また講演後には、城下院長と病院スタッフメンバー6人のバンドの生演奏が行われ、心温まる楽器の音色とともに、日ごろの病院での様子も映像で紹介された。最後は、『名探偵コナンメイン・テーマ』で会場は大盛り上がりとなった。
活発なグループ活動を継続
JA信州うえだ女性部丸子支会は3月5日、上田市上丸子のJA丸子支所で「第31回定期総会」を開いた。支会員約60人が出席し、2025年度の事業報告、26年度の事業計画など3議案を可決した。
同支会は、現在会員185名。料理・手芸をはじめ、手話ダンスやスコップ三味線などを楽しむ目的別活動グループは、29グループになる。年間で料理教室を173回、手芸教室を140回開くほか、支会全体活動としてマレットゴルフ・ノルディックウォーキング・日帰りツアー・寄せ植え教室など、さまざまな活動を展開している。
清水美和子支会長は、「26年度も引き続き仲間づくりに力を入れ、活発な活動を継続していきたい。さらに丸子支会を盛り上げていく」と、あいさつした。
また、総会にあわせて、25年に星野物産(株)が企画した「エーコープ野菜と食べる味噌ラーメンみんなのレシピ発表会」で、同支会のグループ・ローズクラブが応募した「家族喜ぶ秋野菜たっぷり味噌らーめん」レシピが入賞したことを披露。清水支会長が代表して賞状を受け取った。
地域の絆づくりをJAから
JA信州うえだでは、「組合員・地域に愛され必要とされるJA」を目指し、地区事業部ごとに組合員や地域住民が参加するさまざまな地域づくり活動を行っている。
同JA真田地区事業部は、組合員・地域住民を対象に、JAへ出掛ける機会を増やし、地域に人の輪を広げ絆をつくることを目的として、「JA生活文化活動」に力を入れている。くらしの活動相談員を中心に、地元産農産物を生かした料理教室や要望に沿ったテーマの健康教室などを毎月企画。参加者の交流の場でもあり、毎回違ったテーマで開くことで「前から興味があったことに気軽に挑戦できる」といった声はもちろん、「今まで知らなかったことを学べる」とくらしの新たな彩にもつながっている。
3月18日には、野菜が苦手な人でもデザート感覚で食べられて野菜の栄養がとれるメニューを学ぼうと、「野菜を使ったおやつ講習会」をJA真田地区事業部調理室で開催。初参加の男性を含む3人が参加して、カボチャ、サツマイモ、ニンジンを使った「カボチャかん」「サツマイモの三色だんご」(黒ゴマ・抹茶・きな粉)「ニンジン蒸しパン」のおやつ3品を作った。
参加者は、「野菜のおやつを食べてみたくて初めて参加した。カボチャ、サツマイモの裏ごしは大変だったけど、3品ともとてもおいしそうにできた」「蒸しパンがふんわり膨らみ、色もとてもきれい」と、参加者同士で協力して楽しく調理していた。
同事業部では、今後も要望をもとに活動を企画していく予定だ。
品質で選ばれる産地へ
JA信州うえだ東部ぶどう部会は3月10日、東御市田中のラ・ヴエリテで定期総会を開いた。部会員やJA・行政・市場関係者ら約110名が参加して、2025年度報告や26年度計画など4議案を可決。昨年9月のJA信州うえだぶどう(シャインマスカット)品評会の同部会入賞者も表彰した。
同部会では、高品質で均一なブドウの産地づくりに向けて、品種ごとの講習会や園地点検を多数実施してきたほか、12月の栽培反省勉強会には部員100名が参加して技術向上と情報共有を図ってきた。さらに、施設化の推進、新規就農者や女性グループの活動支援、小学校の農業体験への協力など、未来の産地づくりにも力を入れてきた。26年度も、部会員の経営安定と生産基盤の維持・拡大を目指し、気候変動に負けない産地づくり、消費者ニーズに対応したブドウの生産拡大、生産性向上と効率化が図れる技術の導入等に取り組む。
参加した部員からは、冷蔵ブドウへの取り組みをはじめ、面積拡大、品種タグ、共同施設利用についてなど多数の意見が出て、産地ブランドへの意識の高さ、部会としての一体感の強さが表れた。
総会の最後に、災害に強い産地、品質で選ばれる産地を目指し、先人から受け継いだブドウ産地をさらに発展させていくことを、部会員全員で申し合わせた。
2年に一度の役員改選では、部会長に再任で田沢支部の中川良二さん、副部会長に中屋敷支部の小野沢 弥一さん、東上田支部の小林 博光さんを選んだ。中川部会長は、「前任期の経験を生かして、部会・産地の発展につとめていく」と、力強く語った。
相続前の相談機能の強化へ
JA信州うえだは2月24日、組合員・地域住民を対象に「相続対策セミナー」を開催。午前は神科店、午後はモルティしおだを会場にし、合わせて36名が参加した。
同JAは、地域の組合員・利用者の困りごとの解決を図ることで、地域からより信頼され親しまれる金融機関を目指している。このセミナーは、相続が起きる前に備えておくことで円滑に相続が進められるようサポートしようと企画した。
当日は、長野県信連JAバンク統括部資産相談センターの財務コンサルタント 宮川ルリ子氏を講師に迎えた。「円滑な相続の実現のために」と題して、相続に関する法律的な基礎知識や相続税について、遺言の種類やできることなどを例を挙げながら解説。参加者は、熱心にメモを取っていた。
さらに、この日は、被害が増えている詐欺への注意喚起のため、上田警察署からの講演も行った。また、JAの子会社ジェイエイサービスから、急に訪れる葬儀の際にもJAがサポートできることはもちろん、生前に要望を相談しておくことや、家族葬など希望の規模にも対応することを伝え、JAのさまざまな相談機能の活用をPRした。
参加者は、「相続の基本がわかった。いまから備えていきたい」「もっと具体的なことも相談したい」と、今後の対策に目を向けていた。
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