JA信州うえだの話題
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高糖度の露地ブドウ初出荷
JA信州うえだヤマジョウぶどう部会、東部ぶどう部会、川西ぶどう部会は8月30日、露地栽培の「シャインマスカット」「巨峰」「ピオーネ」「クイーンルージュ」(品種名=長果G11)の出荷を始めた。首都圏や地元市場などに届ける。中でも消費者需要が高く出荷量が多い「シャインマスカット」は、今期の露地出荷目標を約83,800ケース(4k換算)に掲げる。出荷のピークは9月中旬で、その後10月下旬まで続く見込みだ。
同JAでは、「JAフェスティバル」として9月19日、東部・上田東・上田西・塩田の4会場を開催し、各会場でブドウの販売や贈答受付を行う。東部会場は19日、20日の2日間開き、「巨峰の王国まつり」と同時開催する。10月から11月にかけて菅平・真田・青木・丸子・よだくぼ南部会場も順次開催し、地元産農畜産物の販売などを予定している。
また、25日にはシャインマスカット品評会を開き、26日の「ぶどうフェスタ」(上田市、A・コープファーマーズうえだ店)では品評会に出品された「シャインマスカット」やその他さまざまな品種のブドウを販売予定だ。
営農部営農振興課の山崎亮営農技術員は「糖度が高く、粒も房も大きく質の高いものが育っている。店頭やイベントを通じて、信州うえだのおいしいブドウをぜひ多くの人に味わってほしい」と笑顔で話した。
高品質ブドウが出そろう
JA信州うえだヤマジョウぶどう部会、川西ぶどう部会、東部ぶどう部会は8月28日、上田市、東御市の3会場で、ブドウ「シャインマスカット」「ピオーネ」「クイーンルージュ」(品種名=長果G11)の出荷目合わせ会を開いた。生産者178人が集まり、収穫適期や糖度、着色、粒重、出荷形態などについて基準を確認した。
会場では生産者らが1人1房ブドウを持ち寄り、糖度や重量を測定。JA営農技術員がカラーチャートや出荷できないブドウの例を見せながら出荷時の注意点を説明した。
営農部営農振興課の山崎亮営農技術員は、目合わせ会の前日に管内では珍しい大雨が降ったことにも触れ、「降雨による裂果や病害への対策をしっかりとするとともに、農作業事故に気を付けて、1箱でも多くの出荷をお願いします。」と参加者へ前向きに呼びかけた。
同協議会は同月30日に、「シャインマスカット」「ピオーネ」「クイーンルージュ」「巨峰」の初出荷を迎えた。その中でも人気の高い「シャインマスカット」については、2026年度の出荷目標を露地出荷で約83,800ケース(4k換算)とした。
「菅平ハクサイ」のブランド評価向上へ
JA信州うえだ菅平農事振興組合は8月28日、ハクサイの出荷最盛期を前に上田市の菅平第一集荷所で2026年度「菅平地区はくさい出荷査定会」を開いた。出荷者32名のほか、同JA役員や全農長野、市場関係者が参加した。
同地区は、標高1200~1400メートルの高原地帯で、主にレタス・ハクサイなどの葉物野菜の栽培が盛ん。今年のハクサイは、お盆前の干ばつ傾向から生育に遅れが出た時期もあったが、生産者の適期管理により出荷物は十分な品質となった。
この日はまず、菅平農事振興組合の小林浩志組合長があいさつで、「レタスだけでなく、『菅平ハクサイ』としてもブランド認知・評価を上げていこう」と、生産者へ呼びかけた。続いてJA全農長野の担当者が県内産野菜の販売情勢や他産地を含めた今後の見通し、生産販売上の課題などを説明。さらに、卸売会社5社からは、現在の市場動向をはじめ、「菅平はレタスだけでなくハクサイもすでに高く評価・認知されている。バイヤーから、『六文銭のハクサイがほしい』(同JA産ハクサイの出荷箱に六文銭が印刷されているため)とこだわって問い合わせがくる。安定した品質・出荷を継続してほしい」など、評価や期待、要望を伝えた。
また、JA営農技術員からは、出荷規格の説明のほか、「さらにブランド評価を上げるために、見映えも重視してほしい」と、箱詰め時の玉の向きや葉芯の位置、外葉の整理など、出荷時のひと手間を依頼した。適正な量目で出荷するため個々の計量実施も再確認した。
生産者は、終始真剣に耳を傾けていた。
今年の出荷は、11月初めごろまでで、9月から10月中旬が最盛期となり、年間約20万ケース(1箱15㎏換算)を見込んでいる。
活動への思い新たに JA信州うえだ助け合いの会20周年記念大会を開催
JA信州うえだ助け合いの会は7月23日、「20周年記念大会」を上田市の上田市交流文化芸術センター「サントミューゼ」小ホールで開き、会員や地域住民ら約300人が参加した。
同会は、「年をとっても住み慣れたところで安心して暮らしたい」という地域住民の願いを、協同の力で実現しようと活動するボランティア組織。実際に活動を行う協力会員と、年会費を納めることで活動に参加する賛助会員があり、合わせて859人(26年2月末)。地域の高齢者を対象にした集いの場「よりあい広間」を、JA施設や公民館等を会場に開いている。内容は、体操教室や「モルック」「ボッチャ」といったニュースポーツ体験、保健師の健康講話、お茶やお昼の提供などで、高齢者の健康維持や集った人同士のコミュニケーションを目的に企画している。
また、毎年2~3回、会員だけでなく地域住民の参加も呼びかけて、研修会を開催。会員のスキルアップはもちろん、保健福祉への知識向上や誰もが暮らしやすい地域づくりへの意識醸成を目指している。
同会は、平成18年にそれまで行っていた家事援助などの有償活動をJA福祉事業へ移行し、会員による自主運営のボランティア組織として再始動して、昨年で20年を迎えた。今回の大会は、これまでの支援への感謝とともに、これからも地域のよりよいくらしをつくっていくために新たな輪を広げていきたいとの願いを込めて企画した。
開会にあたり、同会の荻野久子会長は、「ご来場の皆様と共に、誰もが安心して暮らせる地域について考え、未来へ向けて活動の礎を築く場としたい」とあいさつした。
大会では、荻野会長が20年のあゆみを紹介したあと、記念講演を実施。講師に、組合立諏訪中央病院名誉院長の鎌田實氏を招き、「安心して暮らせる地域づくり~笑って健康と幸せをつかむ~」と題して講演した。鎌田氏は、「助け合いの会の活動に参加し、仲間や地域の多くの人と関わりを持ち続けることが、自身の心身の健康と、安心して暮らせる地域づくりにつながる」と、会の活動へエールを送った。
参加者は、「まだ会員になって間もないが、地域に帰って今日の講演内容をみなさんと話してみたい」「自分のできる範囲でこれからも活動に参加・協力していきたい」と、活動への意欲を新たにしていた。
この大会には、JA長野中央会、一般社団法人家の光協会が協賛。開会前にはJA長野県グループがすすめる「国消国産」運動の紹介動画を放映。閉会後には、同協会が出版している鎌田實氏の著書販売を行った。
長野県議会農政林務委員会へ支援を陳情
JA信州うえだは8月18日、丸山勝也代表理事組合長が長野県上田合同庁舎を訪れ、生産資材・農業機械価格の高騰に対する支援、農畜産物の高温対策、共同利用施設の再編・合理化に向けた施設整備事業の支援延長に関する支援について陳情した。
陳情には丸山組合長のほか、青木村の北村政夫村長、信州上小森林組合の石井公彦代表理事組合長が出席。それぞれの立場から地域の農林業が抱える課題について支援を求めた。長野県議会農政林務委員会からは望月義寿委員長をはじめとした委員8名、地元選出の県議会議員らが出席し、陳情内容を受け止めた。
農業を取り巻く環境について、JA側は、中東情勢の影響による肥料原料やエネルギー価格の高騰に加え、円安などを背景とした飼料費、燃油、肥料、資材費の高止まりが農業経営に大きな影響を及ぼしていると説明。一方で、生産コストの上昇分を販売価格へ十分に転嫁できない状況が続いており、生産基盤の弱体化に拍車をかける危機的な状況にあると訴えた。
また、近年の温暖化による高温は、農畜産物の生育や品質に深刻な影響を及ぼす要因となっていることから、現場の実情に即した継続的な支援を求めた。
JA側は「食と農で地域に笑顔をつくります」とする第11次中期3ヵ年計画の実現に向け、生産者や地域と一体となって地域農業振興ビジョンを実践するとともに、価格高騰による経営圧迫に対応するため、系統組織と連携したコスト低減対策や生産者と一体となった農政活動を強化し、農業生産基盤づくりに取り組んでいく考えを示した。
これらの取り組みを進めるための力強い支援と、将来にわたる食料の安定供給に向けた格別の配慮を要請した。
これに対し、望月委員長や各委員は、陳情内容について「議会で議論してまいりたい」「委員会審査の中で十分検討していく」などと述べ、今後、関係機関と連携しながら対応を検討していく姿勢を示した。
子どもも一緒に伝統食作りに挑戦!
JA信州うえだ女性部上田支会は7月29日、同JA本所で「フレッシュミズ講座」を開いた。フレッシュミズ世代の女性とその子どもたち17名が参加して、伝統食「やしょうま」作りを楽しんだ。
同支会の「フレッシュミズ講座」は、地域に住むおおむね45歳までの女性が集う機会をつくり、食や農業について学ぶとともに、同世代での仲間づくりや、リフレッシュする時間につなげてほしいと、年1~2回開催している。講座を通してJAや女性部を身近に感じてもらいたいというねらいもある。
この日は、子どもたちも一緒に参加してもらおうと学校の夏休み期間に設定。JAくらしの活動相談員や生活活動サポーターを講師に、女性部役員が手伝いながら調理した。
「やしょうま」は、2月15日または3月15日の釈迦が亡くなった涅槃会(ねはんえ)の日に作り、仏壇に供えたり食べたりする、米粉を練った餅のこと。呼び方や作り方、形も地域によって違いがあるとされる。この日は、切ると鮮やかな花模様が出るやしょうま作りに挑戦した。
まずは講師が見本を作った。米粉を練って蒸したもちを食紅で色づけして3色の餅に分け、それぞれ棒状に伸ばす。花芯となる餅の回りに花びらとなる餅を配置し、周りを白い生地で覆うように巻いた。タコ糸を使って輪切りにすると、断面に出た鮮やかな花に「わあ!きれい!」と歓声が上がった。
早速子どもたちも一緒に挑戦。小さな手で練るのに苦戦しながら、三色の棒状のもちを作ったり、花形に組み合わせたりと、母親と協力して調理した。輪切りにして、花柄が現れると「かわいい!帰って食べるのも楽しみ」と、満面の笑顔で話した。女性たちも、「初めて作った。子どもと一緒にとてもよい体験ができてうれしい。次回も参加したい」と、満足げに話した。
伝統行事・伝統食を次世代へつなげよう
JA信州うえだ西部地区事業部総務課は8月3日、4日、おやき作り教室を上田市の旧JA秋和店で開いた。地域の子どもたちやその保護者らが2日間で23人参加した。
同事業部では、「子供たちに伝えたい伝統行事シリーズ」として、同店を活用して年4回、伝統食を作る講習会を開催している。伝統食作りを通じて地域文化の次世代への継承を目指しながら、食と農業への理解醸成、若い世代とのつながりづくり、JA施設の活用などもねらいとしている。
今年で6年目となり、年2回は、子どもたちが参加できるよう夏休みと冬休みに実施し、親子での参加も多い。若い世代の参加者から「家庭ではなかなか作られなくなってきた地域の伝統食を、楽しみながら学べる」と好評で、参加者は年々増加している。
また、この取り組みは、同店舗を活用して農産物などの直売活動を通年で行う「おひさま」と連携して行っている。「おひさま」は地域に住む女性たちが運営し、育てた野菜などを販売するほか、地域の学びと集いの場づくりとして、独自のイベントや講習も開催している。
講習会当日は、伝統行事の説明や伝統食の由来などを説明したうえで、ともに調理を楽しみ、味わってもらう。この日も、上田地域で昔から作られてきた「重曹を使ったおやき」作りに挑戦。JA生活活動サポーターを講師に、地粉を練って生地を作り、具に鉄火ナスを包んで、蒸し上げた。子どもたちは、生地を練ったり具を包むのに悪戦苦闘しながらも、蒸し上がったおやきを見て「すごくふくらんでる!」と大喜び。全員で試食して、「ふかふかでおいしい」と笑顔を輝かせた。
同事業部では、冬休みには鏡餅やあんこ・ゴマ餅を作って味わう講習会を予定している。
さらに、これまで開催してきた講習内容をまとめて、伝統食のレシピ集制作も計画中だ。作り方を写真付きで紹介するほか、いわれや由来も掲載し、これまでの講習会参加者を中心に配布する予定だ。
ほうさくマスターclubでほ場視察
JA信州うえだの農業資材店「グリーンファーム中央店」は、家庭菜園を楽しむ人など農業初心者向け講習会「グリーンファームカレッジ」に加え、2019年から野菜栽培年間講習会「ほうさくマスターclub(クラブ)」を開いている。
ほうさくマスターclubは、直売所への出荷や家庭菜園のさらなるステップアップを目指す中級者向けの講習会で、年間5回講習を行う。今期は昨年11月から講習がスタートし、7人が受講している。受講料は1人3,000円だが、組合員は無料だ。
同講座では、座学だけでなく農業現場に足を運び、「生産者の生の声を聞く」「実際に見て・触れて・感じる」ことにも重点をおく。実際に、3~5回目の講習では、座学に加え生産者のほ場視察を行ってきた。
4月は塩田地域のアスパラガスとタマネギのほ場を、6月には塩田地域のブロッコリーとタマネギのほ場を視察。アスパラガス農家とブロッコリー農家は、県外からの新規就農者であり、就農した経過や農業のやりがいなどを聞いた。またタマネギ農家からは、長年取り組んでいる上田市の学校給食用タマネギの生産について説明を受けた。
7月には、真田地域の昨年度のほうさくマスターclub受講者のほ場へ。今年度ミニトマトなどの野菜栽培に取り組んでおり、本格的に農業に取り組み始めた経過や実際の栽培状況について聞いた。
さらにそれぞれのほ場で、注意点や工夫など栽培方法についても学んだ。
受講者は、「自分が住んでいる地域に他県から移住して農業をやっている人がいるなんて知らなかった」「農家ごとにいろいろな経営の仕方や栽培品目があり、とても勉強になった」「実際に畑を見学して、作業のイメージができた」「将来自分で作った農産物を直売所で販売したい」と、各自が目指す農業のイメージを明確にし、さらに意欲を高めた。
同講座は7月で今期の全講習を終え、9月11日には「総括意見交換会」として、各受講者の1年間の取り組み成果や次年度以降の作付けに向けて、意見交換を行う予定。
来期の受講者募集を9月から予定しており、主催するグリーンファーム中央店スタッフは、「畑が空いていて何か作りたいが何を作ったらいいか悩んでいる方や、直売所で販売をしてみたいという方は、ぜひ受講していただきたい」と、話している。
<問い合わせ先>JA信州うえだグリーンファーム中央店(電話)0268・29・8177
地元自慢のレタス×地元人気のパン屋さん=地元のおいしい!
JA信州うえだの菅平高原産レタスは、地元真田地区の自慢の農産物のひとつ。JA信州うえだ真田地区事業部が、この自慢のレタスと同地区で人気のパン屋を結び、「レタスサンド」が誕生して人気を呼んでいる。
この取り組みは、JAのレタス集出荷担当職員の「地元の皆さんにも菅平高原産レタスをもっと食べてほしい」、そんな一言で始まった。JA真田地区事業部が、事務所近くの人気パン屋「若林パン」店主・若林裕美さんに相談したところ、「菅平のレタスは本当においしい。地元のものを地元で食べるのは私の理想」と共感し、わずか数日でレタスをたっぷり使った「レタスサンド」を作り上げ、店頭に並んだ。
若林さんは、数日のうちに、合わせるパンやソースを考え、何種類もの試行錯誤を重ねたという、情熱のこもった「レタスサンド」。レタスのシャキシャキとクロワッサンのサクッとした食感、さらにレタスとパン生地の甘みにホースラディッシュのさわやかな辛味が、ベストマッチした一品となった。
若林さんも、JA職員も、「地元の魅力がギュッと詰まった一品。ぜひみなさんに食べていただきたいです」と笑顔で話す。今後は、「地元産のくだもの等でもコラボしてみたい」と、地元の魅力発信に意欲的だ。
提供は8月いっぱいの予定。
豊洲市場でトップセールス 菅平高原産レタスなど高評価
JA信州うえだと上田市は7月27日・28日、東京都中央卸売市場豊洲市場(江東区)で、菅平高原レタスのトップセールスを行った。
28日の早朝、豊洲市場の特設ブースに菅平高原産の新鮮なレタス・サニーレタス・グリーンリーフレタスを並べ、当JAの眞島実会長・丸山勝也組合長と上田市の斉藤達也市長が、仲買人ら市場関係者へ向けて産地の魅力と菅平高原産レタスのおいしさを直接PRした。さらに、直送したみずみずしいレタス160個を手渡した。
またこの2日間は、東京シティ青果株式会社をはじめとした大手卸売会社5社との懇談も行い、市場や産地の情勢について情報交換を実施。各社からは、「今年も高品質のレタスを出荷してほしい」と、信頼と期待を寄せられた。
丸山組合長は、「菅平高原産のレタスは市場から高評価をいただき、若手後継者も意欲を持って生産している。多くのみなさんにこのおいしさを届けられるよう、引き続き市場関係者のみなさんと連携していきたい」と、笑顔で語った。
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