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JA信州うえだの話題

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ぶどうフェスタ開催

2024.10.01

JA信州うえだとJAぶどう部会協議会は、9月28日に上田市のショッピングセンターで「JA信州うえだぶどうフェスタinアリオ上田」を開催した。様々な品種のブドウを販売し、生産者が品種ごとの味の特徴を説明した。会場では、10月16日の「国消国産の日」に向けて、JAグループの統一運動「国消国産」をPRした。
今年で6年目の取り組みとなるこのイベントでは、乃木坂46をキャラクターデザインしたのぼり旗やポスターが掲示され、国消国産のPRに寄与した。当日は、第16回JA信州うえだ品評会で受賞した「シャインマスカット」や「ナガノパープル」、「巨峰」、「クイーンニーナ」、「クイーンルージュ」(品種名「長果G11」)が販売された。
受賞した「シャインマスカット」10点は、開店と同時に多くの買い物客が詰めかけ、完売した。購入した上田市の男性は「毎年楽しみに来ています。県外に住む母や親戚に贈っていますが、とても喜ばれています」と嬉しそうに話した。
アリオ上田内の店舗「ブーランジュリー横浜」、「東京とんかつあげは」、「果汁工房KARIN」とのコラボ企画を実施し、JA産「シャインマスカット」を使ったオリジナル商品を販売した。
会場には、JAオリジナルキャラクター「真田のぼる君」の着ぐるみが登場し、来場者とじゃんけん大会を行い、勝った人にはコラボ商品の引換券をプレゼントした。商品の購入やフェイスブックへのフォロー、交流サイト(SNS)へのハッシュタグ投稿、ブドウのぬり絵などでスロット抽選も行われた。
同JAぶどう部会協議会の中川良二会長は「今年のブドウは糖度の上昇が良く、気温も適切で着色も良い。味と品質の高さで勝負しています。信州うえだ産のブドウを多くの人に味わってほしい」と話した。

農業振興策 市議らと議論

2024.09.25

JA信州うえだは、上田市議会産業水道委員との農政懇談会を同JA本所で開いた。市議ら7人、同JAからは組合長や常勤役員、営農部長ら10人が参加。農業を巡る情勢と課題について意見を交わした。
産業水道委員会の半田大介委員長は「当委員会は農業関連に関する知識をより深めるため、JA役職員との議論を通し今後に活かしたい」と話した。
眞島組合長は「農家経営の安定と所得補償をしっかりとすれば多様な担い手の育成や荒廃農地対策など多くの問題が解決する」と強調した。
「グリーン社会」実現に向けた市が進める一般生ごみの堆肥化計画における販売の実現性や遊休農地、担い手による水田の継承、農産物の合理的な価格の形成への期待等について活発に意見交換をした。
JAからは、グリーン社会実現のためにはJAや農家だけでは目標を達成することは難しい。議員から市へ、更に県や国に対し声を上げていく事が大切と声を上げた。
対策を求めたのは①食料安全保障の強化②生産資材価格の高騰対策③グリーン社会実現④遊休荒廃農地の解消と果樹園地の継承―など7項目。

「資産運用の新常識:今どきの『お金の育て方』セミナー」

2024.09.25

JA信州うえだ丸子地区事業部普及推進課は、9月12日、長野県厚生農業協同組合連合会鹿教湯三才山リハビリテーションセンター鹿教湯病院のかけゆ講堂で、資産運用・形成セミナー「今どきの『お金の育て方』の話」を開催した。主催は丸子地区事業部普及推進課で、後援には鹿教湯三才山リハビリテーションセンター労働組合が名を連ねた。
このセミナーには、鹿教湯病院職員20名が参加し、初開催となるこのイベントでは、農林中金全共連アセットマネジメント株式会社のシニア投信アドバイザー、吉澤清志氏を講師に迎えた。参加者は、資産形成や運用の必要性、NISA制度の概要、リスクとの付き合い方などについて、身近な具体例を交えながらわかりやすく説明を受けた。
物価上昇や老後の生活資金不足が問題視される中、資産形成の重要性や運用の考え方、コツについての「お金の話」が詳しく語られた。参加者からは、「漠然と老後のお金について心配していたが、今から準備をすることが大事だと分かった」「NISA制度を活用しなければもったいないと感じた」との感想が寄せられた。また、平日は仕事があるためJAに行くことが難しい中、病院講堂でのセミナー開催が好評を博した。
主催者は、「残念ながら今回参加できなかった方々には、次回の機会にぜひ参加してもらいたい」と述べ、今後も病院職員の資産運用・形成を考えるきっかけ作りとして、継続的な開催を計画している。

管内産大豆を使って豆腐作り

2024.09.17

JA信州うえだ女性部真田支会は8月下旬、同JAの長研修センターで管内産大豆を使った手作り豆腐作り体験を開催した。女性部員が14人参加した。
当日は午前・午後に分けて2回開催。前日から浸しておいた大豆と水をミキサーにかけて生呉をつくり、沸かした湯の中に入れて煮て呉汁にし、布で絞って豆乳とおからに分けた。豆乳にニガリを入れて固め、ペーパーを敷いたザルに上げて水気を切って完成。おからと米粉を使って「チヂミ」と「おからもち」も作り、それぞれ試食した。
参加者からは「ニガリの量が難しい」「甘くておいしい豆腐で感激!」「おからでチヂミやもちを作ったのは初めて。味も良い」「大豆と水が形を変えていって最後は豆腐になることが分かった」と声が上がった。また、久々に顔を合わせることもあり、話に花を咲かせていた。
次回の支会全体活動は、10月に健康教室を行う予定。

シンプルな中にも美味しさぎっしり トマトソースづくり

2024.09.17

JA信州うえだ真田地区事業部は8月下旬、同地区事業部の長研修センター調理室でトマトソース講習会を開催した。同地区事業部が地域に向けて毎月開催するこの生活文化活動は、JAに出かけてもらう機会を増やし、地域に人の輪を広げることが目的。
組合員、地域住民が6人参加した。
当日は、刻んだトマトをミキサーにかけ、オリーブオイルで炒めたニンニクと一緒に煮つめ、塩、黒コショウ、バジルを加えたシンプルな「トマトソース」を作った。その場で茹でたそうめんに絡めて試食し、残りはフリーザーバッグに入れて冷凍保存する。
参加者からは「煮詰めの様子が変わってくるのが分かった。家で作るときの目安にしたい」「簡単とは聞いても実際にやってみないと家でできない」「脱気ではなくジッパー袋での冷凍で、ハードルが低くてよかった」「家で採れるトマトでも作れることが分かったので、また作りたい」と好評だった。
9月は微細米粉活用講座を予定している。

JA信州うえだと東御市ブドウのトップセールス

2024.09.12

JA信州うえだと東御市は12日、東京都新宿区にある新宿ベジフル(株)でブドウのトップセールスを行った。この取り組みは全農長野と連携したもので、一層の販路拡大や認知度の向上を目指す。12日には、JA、東御市、上田農業農村支援センター、全農長野から15人が参加した。
花岡利夫市長と眞島実組合長が東御市産のブドウをPRした。ブドウ三姉妹であるナガノパープル、シャインマスカット、クイーンリュージュの出来をアピールし、仲卸業者にはシャインマスカットの試食を配布した。試食した仲卸業者からは、「甘さと酸味のバランスが絶妙で、口の中に広がる豊かな風味が印象的でした。果肉はしっかりとしていて、ジューシーさも感じられ、食べ応えがあります。見た目も美しく、贈答用にもぴったりです。これからの季節にぴったりのフルーツとして、ぜひ多くの方に楽しんでいただきたいと思います」と話した。
挨拶した花岡市長は「当市はブドウ栽培の適地であり、生食用ブドウの伝統的な産地として、技術力と生産者の愛情を誇りに思っている」と述べた。また、眞島組合長は「若手生産者の育成を進め、生産者、行政、JAが一体となって施設化に取り組んでいます。本年も各種ブドウや伝統の巨峰が素晴らしい仕上がりとなっています。今後とも安定的なブドウ供給を目指します」と呼びかけた。

和田小児童がミニトマト農園で収穫体験

2024.09.10

JA信州うえだよだくぼ南部支所の和田店と営農課は、8月28日に長和町立和田小学校児童1~3年生14人と同町の石黒徳一さんのミニトマト農園で収穫体験を行った。収穫にあり営農課の杉浦慎哉営農技術員が、ミニトマトの栄養や栽培、収穫から食卓までの流通について説明した。同園で働く石黒和也さんは、事前に児童から受けた栽培についての質問に回答した。児童たちは「どのミニトマトがおいしいかな」と収穫するトマトを選んだ。試食用の中玉トマトを試食し、「ミニトマト大好き!甘くて美味しい。家で食べるよりおいしい」と話した。収穫したトマトは、学校給食で提供されるほか、自宅へのお土産として持ち帰った。

滋野小3年生がぶどう収穫体験を実施

2024.09.09

東御市立滋野小学校の3年生44人が、9月6日に同市の唐澤茂幸さんのブドウ園で「巨峰」の収穫体験を行った。この体験は、同市特産の「巨峰」を学ぶ体験学習の一環であり、7月には摘粒や袋掛けの作業を経て、待ちに待った収穫の日を迎えた。
JA信州うえだの小木曽めぐみ営農指導員が参加し、ハサミの使い方やブドウの房の持ち方など、収穫時の注意点を説明した。その際、小木曽さんが実際に袋を外し、児童たちに育てたブドウの様子を見せた。袋を外した瞬間、児童たちから「2カ月前より大きい!」という歓声が上がり、喜びの声が広がった。
収穫作業では、児童たちが2人1組になり、片手で慎重に房を支えながら、ハサミで枝から切り取る作業を行った。7月にかけた袋にはそれぞれ絵が描かれており、自分が描いた袋を探しながらの収穫は、児童たちにとって特別な体験となった。
収穫したブドウは、児童一人につき2房ずつ持ち帰り、家族と共に味わうことができる。児童たちは「重い!お家に帰って家族と食べたい」と話し、「おじいちゃんの作るブドウと種類が違うので、味の違いを知るのが楽しみ」と期待を膨らませている。
この体験を通じて、児童たちは地元の農業や食の大切さを学び、豊かな自然と地域の特産品に対する理解を深めた。

「ブドウを描いて学ぶ!とうみ巨峰倶楽部のスケッチ教室」

2024.09.04

8月25日、東御市中屋敷のブドウ生産者の圃場で、巨峰の王国まつり実行委員会(事務局・東御市農林課)が主催する「とうみ巨峰倶楽部の活動が実施された。今回は、地元の小学生ら10人が参加し、絵本作家でイラストユニット「はらぺこめがね」として知られる原田しんやさんと関かおりさんを講師に迎え、収穫前のブドウがたわわに実るブドウ畑でブドウを描くスケッチ教室が行われた。
参加者は、クレヨンの使い方や絵の描き方を学び、巨峰の色を表現する方法を習得した。薄い色で下書きをすることや、いきなり描き始めることも自由に行い、思い思いの作品を仕上げた。子どもたちは、種無し巨峰、シナノスマイル、クイーンルージュ、シャインマスカットの中から好きなブドウを選び、スケッチを楽しんだ。
また、生産者の若林賢司さんが4品種のブドウの試食を提供し、味を確認しながら描くことができた。完成した作品は、はらぺこめがねのお二人から講評を受け、参加者は「教えてもらった色を重ねるやり方をやってみました」「ぶどうの粒から描き始めました」と感想を述べた。
スケッチ教室を含む「とうみ巨峰倶楽部」の活動は、JA信州うえだやとうみ未来ブドウプロジェクトが協力しており、地域の農業振興と子どもたちの教育を結びつける重要な役割を果たしている。JAは、地元の特産品であるブドウの魅力を広めるための支援を行い、地域の農業の発展に寄与している。
活動の締めくくりとして、第32回巨峰の王国まつり(9/21・22)では、未来ブドウプロジェクトの生産者と共にブドウ粒のカップ販売とクイズ大会を行う。また、この度のスケッチ教室の作品や50年以上に及ぶ東御市のブドウ栽培の歴史がパネル展示される予定だ。

地域一丸となって守る!ブドウ盗難防止対策の強化

2024.09.04

JA信州うえだぶどう部会協議会は、8月下旬から露地ブドウの出荷が終わるまでの間、ブドウ盗難防止ステッカーを掲示する。近年、ブドウの盗難が相次いでいるため、昨年、盗難防止対策の一環として軽トラックなどに貼る防犯パトロールのマグネットステッカーを作成し、部会員に配布した。この取り組みは一昨年に川西ぶどう部会で始まり、昨年からは3部会で共同で実施している。
各部会では、出荷説明会で作成した防犯ステッカーを配布し、部会員が自ら軽トラックに貼って走行することで、地域全体で盗難防止活動に取り組んでいることをアピールし、盗難被害を減少させることを目的としている。また、各部会は警察署にも防犯パトロールを依頼し、盗難防止対策を強化している。今年度も3部会の部会員に掲示を呼びかけ、地域全体で盗難防止に努めていく。JA信州うえだぶどう部会協議会は、東部ぶどう部会、ヤマジョウぶどう部会、川西ぶどう部会が組織している協議会である。

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