JA信州うえだの話題
JA信州うえだの話題
「誰一人取り残さない」という思いを胸に、フードドライブ活動実施
JA信州うえだ女性部では、SDGsについての学習活動と、その実践活動の一環として「フードドライブ」の実施に取り組んでいる。
同部では2020年7月、当時の3カ年プラン内で実施を掲げた「フードドライブ」の実施を目指し、地域でフードドライブ活動を行う団体を講師に研修会を開催。地域の現状やフードドライブ活動の目的、地域で果たしている役割を学び、同部の久保町子部長が「今日聞いたお話を活かして私たちもできることをしましょう」と声を上げ、研修や会議に合わせて、フードドライブ活動を実施することを決めた。以来、各支会の会議や活動の際に、部員が缶詰や乾麺などの食材を持ち寄り、「フードドライブ」活動を続けている。
9月5日には、8月下旬に行った「リーダー研修」の際に集まった米、乾麺、調味料、缶詰などおよそ120点を、久保部長が上田市社会福祉協議会へ届けた。
久保部長は、「子どもたちへの思いの表れか、お菓子を持ってくる方もたくさんいます。よりよい地域にするため、『誰一人取り残さない』という思いを胸に、自分たちができる活動を続けていきたい」と話した。

女性部が地域の防災のためにできることを学ぼう
JA信州うえだ女性部は8月28日、東御市のラ・ヴエリテで「リーダー研修会」を開いた。地域のリーダーとしての資質向上と意識の統一を図ることが目的で、各支会のグループ長や支部長ら約80人が参加した。
今回のテーマは、同部の3カ年プランにも掲げている防災学習。(株)オフィスRM代表取締役で管理栄養士・防災士・災害食専門員の今泉マユ子氏を講師に、「災害への備えと、女性部として地域のためにできること」と題して講演を行った。
「在宅避難」の備えとして日頃から家庭でできることを、自身の家庭でのさまざまな実践エピソードを交えて解説したほか、女性部が地域のためにできることの一つとして、災害時でもポリ袋と湯煎で簡単にできる「お湯ポチャレシピ(R)」の調理方法を実演しながら紹介した。
参加者はメモをとりながら熱心に学び、「備えの大切さを改めて実感した。女性部として仲間や地域のみなさんに広く伝えていきたい」と、防災活動に意欲を高めていた。
また今回は、メイン会場のラ・ヴエリテのほか、多くの部員にも講演を聞いてもらい、日頃の備えや女性部として地域活動を考えるきっかけにしてもらおうと、リモート会場も設けた。

トップ農家訪問「対話から生まれる信頼」
JA信州うえだでは、第10次中期3カ年計画の重点取組として、組合員との対話活動の強化、幅広い意見集約に向けた会議体等の機能見直し・活性化に取り組んでいる。従来から取り組んできた区域ごとに開催する組合員懇談会や運営委員会、生産部会ごとの会議等に加え、地区事業部長は、各組織の代表や事業利用の多い組合員などを対象に、毎月20軒程度を訪問。眞島実組合長も農家訪問するなど、重層訪問を強化することで、組合員の声をJA事業や活動に直接反映できるように取り組んでいる。
7月上旬上田市菅平高原で発生した降雹被害では、組合長らが被災農家を訪問し対話活動を行った。この結果、被害金額が多額であることから生産者から上田市や長野県に対し支援を要請して欲しいとの強い要望が寄せられた。これを受け当JAは、農業災害総合対策事業を県・上田市に対し緊急要請を行った。
また、上田市の塩田地区で水稲・小麦・大豆を生産する有限会社小林農園代表の小林好雄さんを訪れた際には、「コメの作柄はまずまずだが、肥料・農薬・燃料すべてが値上りし経営を圧迫している対策を考えて欲しい」と要望を受けた。
さらに、長和町鷹山地区でハクサイを生産している祐農グリーンの小林祐太さんの圃場を訪れた際には、「来年度に向け、鷹山地区の農地を借り受けレタスやハクサイを輪作したい。農地の賃貸借契約に向けた調整や石抜き業者の斡旋など協力して欲しい」との声が寄せられた。
眞島組合長は「この対話活動は、生産者からの要望や意見を集め、地域農業の現状や課題などを把握し、これらの声を事業に反映することで、JAに対する信頼を高めるための取組み。また、JAから情報を提供し地域農業の発展に努めていきたい」と話した。JAは、今後も組合員への訪問による対話活動を続ける。

東京青果で東御市産ブドウトップセールス
JA信州うえだと東御市は16日東京都中央卸売市場大田市場東京青果(東京都大田区)でブドウのトップセールスを行った。JA全農長野と連携した取り組みで、更なる販路拡大や認知度の向上を目指す。
15日には、当JAや東御市、全農長野から12名が参加し卸売会社東京青果との市場取引懇談会を開いた。この中で、全国的にシャインマスカットの出荷量が増えてきているが品質にばらつきがある。品質が良く食味の良い産地が選ばれるなどと情報交換がされた。
また、JAからは生産資材の価格高騰や輸送に関する2024年問題が有り国消国産を推進するためにも再生産可能な価格で販売する必要がある。価格転嫁に対する消費者への理解促進を要望した。
東御市からは、JAと連携し情報共有を図りながら良品質なブドウを栽培することで産地を維持していくと決意を述べた。
翌16日、早朝6時40分から大田市場東京青果でトップセールスを行った。東御市の花岡市長とJA信州うえだ眞島組合長がそれぞれ東御市産のブドウをPRした。
東御市産のブドウ三姉妹クイーンルージュ®・シャインマスカット・ナガノパープルと巨峰をPR。仲卸業者にクイーンルージュの試食配布を行った。
試食した業者は「香りが良く、糖度・食感も良い」などと評価していた。
東御市の花岡利夫市長は「東御市は巨峰栽培の適地。60年に渡って作り続けてきた。その品質力と愛情はどこにも負けない」と、PRした。
JAの眞島実組合長は「東御市は年間雨量が少なく昼夜の寒暖差のある産地。栽培に適しておりブドウ三姉妹と巨峰を生産している。今年の作柄は、好天に恵まれ素晴らしい出来栄えになっている。ぜひ大勢の皆さんに召し上がっていただきたい。現在、災害に強い施設化を進めている。安定的に品質の良いブドウを供給できる産地として、今後も格段なるお取引をお願いしたい」と呼び掛けた。

米集荷10万俵へ総力 推進大会開催
JA信州うえだは、2023年度産米10万俵(1俵60キロ)を目指し、集荷対策に取り組んでいる。このほど、JA常勤役員、地区事業部長および営農課長、営農関連担当課長ら27人が参加して、2023年度産米10万俵以上集荷推進大会を開いた。「事業計画達成に向けて総力を挙げて5年産米を集荷しよう」をスローガンに掲げ、目標達成に向けた方針や各部署の役割などを確認した。
集荷向上対策として、生産者ごとに訪問担当者を決め進捗管理を行う。JA全体運動として各支所や店、営農課窓口やグリーンファームなどにのぼり旗を設置すると共に、支所だより・営農だよりで広報活動を行うほか、各窓口や渉外活動時に出荷を呼び掛ける。
あいさつした眞島実組合長は「10万俵以上の集荷をJA役職員の総力を結集して目標達成に向けて取り組んで欲しい」と、あいさつした。
また、各営農課長より「管内の米の食味値は新潟県産米に負けない。一俵でも多く集荷し消費者に届けたい」と目標達成に向け決意表明がなされた。

県下JAグループ初コインランドリーJan!Jan!オープン。オープン式開催
JA信州うえだの子会社株式会社ジェイエイサービスは、9月8日上田市で県下JAグループでは初となるコインランドリーの営業を始めた。営業に先立ち関係者ら30人が集まりオープン式を行った。
コインランドリーJan!Jan!はSS事業の改革により令和4年3月に閉店した西部セルフSS跡地に新たに建設した。地域組合員・地域住民のニーズに対応する新たなサービスを提供するために同事業の検討を開始。
近年、コインランドリー市場は、時短・簡素化のニーズの高まりや、生活スタイルの変化を背景に年々拡大している。また市場調査の結果、今後市民生活に一層浸透し生活に欠かせない存在になると判断。JAブランドの新たな事業として本事業に取組むことを決定した。この決定により組合員・地域住民の生活に寄り添い、ニーズに応えることでJA全体の顧客満足度の向上を目指す。
同店には、最新の洗濯乾燥機(大型1台・中型2台・小型1台)、乾燥機(大型2台・中型8台)、スニーカー洗濯乾燥機1台が設置されている。また、現金の他プリペイドカードやクレジットカード・電子マネー、バーコード決済が利用でき、領収書の発行が可能。個人の利用者だけでなく個人事業者や企業等の利便性にも配慮した。
眞島実組合長は「コインランドリー事業はJAグループでは県下初の取組み。特に若い方や大家族の皆さんなど、大勢の方に利用して頂きたい」とあいさつした。
1歳になる子を連れ来店した利用者は、「日常的にコインランドリーは利用している。今日はチラシを見て来た。近くに出来て嬉しい。また、スマートフォンで決済できるので便利」と、嬉しそうに語った。

Jフェス「踊り大会」開催
JA信州うえだは8月27日、第29回JAフェスティバル「踊り大会」を上田市のサントミューゼ大ホールで4年振りに開催した。この踊り大会はJAフェスティバルの一環で行われた。
コロナ禍のなか4年ぶりの開催となった大会には27組約160人が参加した。日本舞踊やフラダンス、レクリエーションダンスやパドル体操、江戸芸かっぽれなど様々な踊りを披露した。
同JAの眞島実組合長は「今年のJAフェスティバルは、9月23日の上田東・上田西・塩田・東部の会場を皮切りに、11月まで全8会場で開催する。農産物やイベントを楽しんで欲しい」とあいさつした。
参加者からは、「4年ぶりに大ホールのスポットライトに照らされ気持ち良かった。これからも踊りを楽しんで仲間と続けていきたい」と笑顔で話した。

夏休みキッズくらぶ
JA信州うえだ上田東地区事業部は、上田東支所2階会議室で、夏休みの思い出作りと学校・学年を超えた友達との交流や、家の光協会が発行する月刊誌「ちゃぐりん」の普及・活用を目的に夏休みキッズくらぶを開催した。
当日は、地域の小学生5名と保護者ら5名が参加し、手作りバターやラッシー、紙コップロボットを作成した。
手作りバターは、ペットボトルに動物性生クリームを入れ、10分ほど振ると完成。
出来上がったバターはクラッカーにつけ、地元産の桃を使った ピーチラッシーと一諸に味わった。
その後、作成した紙コップロボットで飴運びレースや、ターゲットボッチャを楽しんだ。
参加した児童からは、「バターは降るのが大変だったが、美味しくできて良かった」「紙コップロボットのレースやターゲットボッチャが楽しかった」などの声が聞かれた。
主催者からは、「小さなお子さんが多かったが、ご家族の協力がありバターを完成することができた。手作りの良さを感じてもらえた。毎年、キッズくらぶを開催しているが、参加者が伸び悩んでいる。今後は、子どもも大人も一緒に楽しめるイベントを企画して、又来たいと思ってもらえるイベントを企画していきたい」と語った。

大豆を使った料理講習会
JA信州うえだ真田地区事業部は、大豆を使った料理講習会を開催し組合員とその家族4人が参加した。
テーマを「大豆に親しむ」とし、Ohisama料理教室主宰王鷲美穂さんが考案した大豆を水に浸さずに1時間で煮上げる「大豆の煮戻し」をベースに、煮戻し大豆をごはんと炊き込む「大豆ご飯」。戻したこうや豆腐をひき肉の代替にした「高野豆腐で夏野菜タコライス」と「焼きイモキャラメリーゼ」の4品を作った。
参加者からは、「大豆を浸さず1時間で茹で大豆ができるのはびっくりした」「煮戻しは応用が効くので、黒豆でも試したい」「タコライスがおいしい。こうや豆腐が好きなので家でも作ってみたい」と語った。
9月はリンゴを使ったお菓子と米粉のお菓子作りを予定している。

「防犯パトロール実施中」ブドウ盗難防止の圃場看板を作成
JA信州うえだ川西ぶどう部会は、8月21日露地ブドウ出荷説明会で圃場に設置する防犯看板200枚を作成し部会員に配布した。また、北村美保部会長と林浩司副部会長、同JAの北沢俊樹技術員は同日上田市の塩田交番を訪れ防犯パトロールの強化を願い出た。
この看板は、部会員の声を受け、同部会が技術員を通じて地元業者に発注し作成。
同部会は、令和4年度から防犯マグネットステッカー作成し盗難防止のため軽トラックに貼付し自主的にパトロールを行ってきた。
北村美保部会長は、「近年は部会員もブドウ盗難に関する問題意識が高まってきており自己防衛のため自主的にパトロールをしている。昨年、ステッカーを作成して部会員が軽トラなどに貼付することで、地域全体で防犯の取組をおこなっていることがPRできた。この取組は信州うえだ全体に波及してきている。今回は圃場看板を作成し、さらに防犯意識の啓発と盗難抑止につながるとよい」と、語った。

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