JA信州うえだの話題
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県知事賞 更新型つるおろし栽培高い秀品率を実現
JA信州うえだ管内の上田市でキュウリを生産する清水雅史さん(38)は、長野県野菜品質向上共進会で県知事賞を受賞した。表彰式が1月21日、松本市の松本合同庁舎で開かれた。
共進会は、生育状況と管理技術を主眼とした圃場(ほじょう)審査と、収量や栽培面積、経営面を含めた書類審査で評価した。
清水さんは、キュウリ17アールを栽培。ハウス型夏秋作型では県内では事例が少ない更新型つるおろし栽培を導入し、大面積での栽培を行っている。地域で行われた品評会で優秀な成績を収め、同栽培に適した品種選定や資材の検討など、作業効率の改善に熱心に取り組み、高い秀品率を実現している点を高く評価された。
清水さんは、「更新型つるおろし栽培を導入して2年目でまだまだ手探りですが、評価して頂いたのが嬉しい」と受賞の喜びを語る。今後については「栽培方法を研究し10アール当たり20トンの収獲量を目指します。また生産規模を拡大し安定した雇用ができる経営体を目指します」と話す。
JA女性部真田支会「きまぐれおこじょ」が初のスマホ教室を開催
令和7年1月15日、JA信州うえだ女性部真田支会目的別グループ「きまぐれおこじょ」が、同JA真田地区事業部の本原店において「docomoスマホ教室」を開催した。この教室には、登録者がのべ26人参加し、スマートフォンの使い方を学ぶ貴重な機会となった。
同グループ活動は、登録者の要望に応じて開催。今回のスマホ教室は、登録者からの要望が多かったことから実現した初の試みである。
教室では、docomo大屋店より講師2名が来店。テキストを用いてLINEの基本的な使い方を説明し、実際の操作についてもフォローを行った。また、同JA農とくらしの相談課からも職員2名が参加し、JAバンクアプリや「ポチっとFarm」についての説明を行った。
参加者からは、「使っていても表示の意味が分からず進めなかったが、今回の教室で理解が深まり、より使えるようになった」「テキストがあるので、忘れても見直すことができる」「懇切丁寧に教えてもらい、非常に良かった」といった感想が寄せられた。
JA女性部真田支会が「ボッチャ」体験を初開催
JA信州うえだ女性部真田支会は、令和7年1月16日にJA真田支所大会議室でニュースポーツ「ボッチャ」の体験会を開催した。参加者は女性部員11人で、地域で注目を集めているボッチャを初めて体験する機会となった。
この活動は年間計画に基づき実施され、初開催となる。当日は上田市社会福祉協議会真田地区センターより2名の講師を迎えた。前日には競技用コートを養生テープで作成し準備を整えた。
当日、参加者は3人一組のチームに分かれ、熱戦を繰り広げた。審判も交代で体験し、参加者同士の交流を深めることができた。参加者からは「夢中でプレーしていて楽しかった」「地区でもボッチャを行っているが、プレーする人が変わるとまた面白い」「今日は接戦でワクワクした」といった感想が寄せられ、充実した時間を過ごしたことが伺えた。
今後の予定として、JA女性部真田支会は1月29日に「干支手芸」を計画している。
フライパンで作る米粉パン講習会を開催
JA信州うえだ真田地区事業部は、令和7年1月9日同事業部調理室で「フライパンで作る米粉パン講習会」を開催した。参加者は組合員や地域住民を含む12人が参加した。
この講習会は、同事業部が地域に向けて毎月開催するJA生活文化活動の一環として開催している。地域の人々がJAに出かける機会を増やし、人の輪を広げることを目的としている。
講習会では、同JA管内で生産されたコシヒカリを使用した微細米粉を使い、「フライパンで作る丸チーズパン」、「しっとり塩麹鶏ハム」、「キャロットラペ」の3品を作った。同講習会は、上田市農業技術者連絡協議会生活部会が行った米粉料理教室と同様に、Ohisama料理教室主宰の王鷲美穂さんのレシピを活用した。
参加者からは、「フライパンで米粉パンが作れるとは思っていなかったので、ぜひ作ってみたい」との声や、「しっとりして美味しい。これなら家でもすぐ作れるので嬉しい」といった感想が寄せられた。また、「鶏ハムも初めて作った。切り方も教えてもらえたので家で食べるのが楽しみ」や、「作り方が計算し尽くされていてすごいと思った」「米粉がついてきたので、すぐ作りたい」との声もあり、米粉の魅力が広がっている。
今後「バラの花寿司講習」を計画している。
生活文化活動 12月はクリスマス料理
JA信州うえだ真田地区事業部は12月上旬と中旬、同地区事業部の調理室でクリスマス向き料理講習会を開催した。この講習会は地域に向けて毎年開催するJA生活文化活動の一つ。JAに出かけてもらう機会を増やし、地域に人の輪を広げることが目的。
組合員・地域住民が8人参加した。
当日はクリスマスを意識した「ローストチキン」「エビときのこの炊き込みピラフ」「ガーリック風味のフライドポテト」の3品を作った。下味をつけた骨付き鶏もも肉をオーブンで50分ほどかけて焼いた。ピラフはキノコ類やパプリカ、エビを入れ、具だくさんで炊き込んだ。フライドポテトは二度揚げし、ニンニクとパセリを効かせた大人向きの味になった。
参加者からは「炊き込みピラフが具沢山で色合いもいい。すぐ作れそう」「家でローストチキンは中々作れないが、思ったより簡単にできるのが分かった」「今年のクリスマスはこのメニューでいく」「大人向きのフライドポテトでいいね」と好評だった。
1月はフライパンで作る米粉パン、バラ寿司の講習をそれぞれ予定している。
フラワーアレンジメントで 心もおだやかに
JA信州うえだ女性部真田支会は12月下旬、同JA真田地区事業部の大会議室で正月向けフラワーアレンジメント教室を開催した。年末年始を華やかに迎えるこの活動は毎年好評。
当日は女性部員が17人参加し、同支会長の久保町子さんが講師に立った。講師の説明を見聞きしながら、用意された若松や千両、葉ボタン、スイートピーなど8種類ほどの花材を、持ち寄った花器に生けた。
参加者からは「毎年楽しみにしている」「いつも華やかなアレンジメントで家の中が明るくなる」と好評だった。久保支会長は「花を見ておだやかな気持ちで新年を迎えてほしい」と話した。
次回の支会全体活動は、初開催の「ボッチャ体験」を1月16日に予定している。
男性も料理に触れて
JA信州うえだは12月上旬、真田総合福祉センターで開催された真田地域包括支援センター主催の料理教室に、JAくらしの活動専門員を講師として派遣した。この企画は同支援センターが年に一回、男性が家庭で「料理」の自立に向けた一環として開催。
当日は地域男性住民8人が参加。「パタパタおにぎらず」「スタミナ納豆」「キムチポテサラ」を4テーブルに分かれて作った。米の量り方やとぎ方、野菜を洗う時のコツなどを説明し、一品ずつ作った。
「パタパタおにぎらず」は一人二個作った。講師がデモンストレーションを行い、切った断面を見せると歓声が上がった。中身はスクランブルエッグなど簡単に作れるものの他、惣菜を活用し手軽に楽しく作れるようにした。
使用する野菜も自家用で日頃あるもの、近所のスーパーで買えるものとし、残っても味噌汁など手軽に使いまわせるものを使用した。
参加者からは「粉ふき芋なんて作ったの何十年ぶりかだよ」「おにぎらずがとても気に入った。明日はこれを弁当にして持っていこう」「米のとぎ方も、昔母親がといでいたのと違うね」「スタミナ納豆はご飯がすすむね」「一人だとこんなに作らない。家で食べるのが楽しみだ」と好評だった。
いちご狩りスタート
JA信州うえだの子会社(有)信州うえだファームが運営する塩田東山観光農園は、1月2日からイチゴ狩りの営業を開始した。初日は19組108人のお客様が訪れ、新春のいちご狩りを楽しんだ。
今年度から「やよいひめ」を新たに加え、「紅ほっぺ」と「章姫」の3品種をハウス2棟(35アール)で栽培している。来場者は「ハウスの中は暖かく、甘いイチゴに驚いた」「イチゴ大好き!去年も来て楽しみにしていた」と大きなイチゴをほおばりながら話している。
同社の石井隼人係長は「名前の通り、3月に旬を迎えるやよいひめを新たに導入した。3種を食べ比べてほしい」とコメントしている。イチゴ狩りは予約制で、1時間食べ放題だ。お問い合わせは塩田東山観光農園、電話0268-39-0210まで。
新たな3カ年のスタートへ一歩
JA信州うえだは6日、新年祝賀式を上田市の本所で開いた。眞島実組合長は「信頼されるJA作りを目指し、組合員・利用者対応は、真実を伝え、真心・誠実な対応を心掛ける。地域農業の振興と豊かな暮らしの実現に向けてバランスの取れた運営を進める。今年は新たな挑戦の年とし、持続可能な地域農業の確立に貢献していく。役職員には一層の尽力を願いたい」と力強く呼びかけた。
眞島組合長をはじめ、役職員代表7人がだるまに目を入れ、事業計画の達成と役職員の健康を祈願した。併せて、永年勤続者表彰式を開き、勤続30年のJA職員や子会社社員を含む16人を表彰した。
信州うえだの地域貢献活動
JA信州うえだは、管内の4市町村の社会福祉協議会を通じて、生活困窮世帯に長野県産のパック入り切りもち約500kgを寄付した。学校が冬休みに入り、食費や光熱費の負担が増加し、困窮の深刻化が懸念される中、地域貢献として取り組んだ。
JA信州うえだ管内は上田市、東御市、長和町、青木村の2市1町1村である。
寄付を受けた上田市社会福祉協議会の宮之上孝司会長は、「年間を通じてご寄付をいただき感謝している。明日開催されるささえあい年末市で有効活用させていただく」と謝辞を述べた。
JAの丸山勝也専務理事は、「JAは相互扶助が基本精神である。地域から一人も取り残さないという想いで、社会福祉協議会の皆様とともに食と農で貢献していく。地産地消を進めるために長野県産のもち米を使った餅を用意した」と挨拶した。
上田市社会福祉協議会では、12月26日にささえあい年末市を開催しお米やレトルト食品、缶詰、油など日持ちする食品400個(支えあいセット)を配布した。
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