JA信州うえだの話題
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健康づくりはコンディショニングから ピラティス教室
JA信州うえだ女性部真田支会は4月14日、同JA真田地区事業部の2階大会議室でピラティス教室を開催した。この企画は健康教室の一環で、年間計画に基づいて開催。昨年度好評にして部員からの開催要望も多く、今年度は3回シリーズで開催を予定している。
当日は同部員14人が参加した。
シリーズのうち1回目となる今回は、バレエ・バレトン・ピラティス講師の青木いつみ氏を迎え、「コンディショニング」をテーマに開催した。参加者一人ひとりの体の調子を聞き、動かしにくさや痛みのある部分にもアプローチしながら1時間、気持ちよく体を動かした。
参加者からは「腰や背筋が伸びてピンとした」「首が回しにくかったが、さっきより動かせるようになった」「すっきりして気持ちよかった」と体の調子が良くなったなどの声が上がり、好評だった。
次回は5月に「骨盤矯正」をテーマに開催を予定している。
このようなニーズも 焼肉のたれ加工
JA信州うえだ女性部真田支会は4月中旬、同JA真田地区事業部の長研修センターでフレッシュミズ講座を開催した。この講座は年間計画に基づいて開催した。
当日はフレッシュミズ世代と子供、女性部員17人が参加した。
令和7年度フレッシュミズ講座の一回目となる今回は、フレッシュミズ講座参加者からのニーズに基づき「焼肉のたれ加工」とした。地元産リンゴやニンニクなど国産野菜を切って、醤油や砂糖など調味料を一緒にミキサーにかけて作った。子供たちも包丁を握り、「猫の手だよ」と親が声をかけながら一緒に作った。
参加者からは「昨年も作ったけどあっという間に終わってしまった。今年も沢山仕込めたので今日から使いたい」「子供も一緒に作れて楽しそうだった」「前回楽しかったので、今回も参加した」「今日はお肉を買って帰ろうと思う」と、実際の使用を楽しみにするなど好評だった。
次回は豆板醤作りを5月に予定している。
管内各地で野菜苗市が盛況
JA信州うえだは5月3日~6日にかけ、グリーンファーム各店で「やさい苗祭り」を開いた。大勢の組合員や地域住民が訪れ、トマト、キュウリ、ナス、ピーマン、カボチャ、スイカなど目当ての苗を買い求めていた。
買い物客は「良い苗がそろっているので、毎年楽しみにしている」「大切に育て、収穫を楽しみたい」などと話していた。
開会式で同JA眞島実組合長は「本日から当JAの令和7年度の行事がスタートした。本日の苗祭りでは、真心を込め、誠実な対応をお願いしたい」と職員に向けあいさつした。
同JA4カ所のグリーンファーム店では、野菜苗の植え付けシーズンの大型連休に合わせて、統一セールを開催している。
また、グリーンファーム中央店には直売所出荷や家庭菜園を楽しむ方の農業や園芸の相談に応じる営農相談員が配置されている。
親子で学ぶ!『ちゃぐりん』を活用した「わくわくワークショップ」開催JA信州うえだ
JA信州うえだ生活サポート課は4月26日、東御市のラ・ヴエリテで『ちゃぐりん』を活用したわくわくワークショップを開催。管内在住の親子5組、13人が参加した。
このワークショップは、『家の光』創刊100周年を契機に、組合員および地域住民に向けて『家の光』『ちゃぐりん』『地上』3誌の知名度を上げ、実際に「活用できる雑誌」として認識してもらうことを目的として開催。令和6年度から取り組んできたこの活動は、これまでに「野菜の袋栽培」や『家の光』の記事を活用した手芸や料理教室を開催してきた。今回で通算5回目となり、講習会としては最終回を迎えた。
今回のワークショップでは、子ども向け雑誌『ちゃぐりん』を活用し、「布で作るカーネーション」と「ジュースとゼラチンで作るぷにぷにグミ」を親子で学んだ。特に、管内で生産されたリンゴのジュースを使用したグミは大好評。かわいいシリコン型とガラス器に入れて冷蔵庫で固めた。さらにガラス器のグミはクッキー型で抜いて、様々な形を楽しんだ。
グミを固めている間に「布で作るカーネーション」を作った。布の色柄やガクの色を選び、布に切り込みや穴をあけ、接着剤や針金を用いて形作った。
参加者からは、「グミが簡単に作れてびっくり。材料も少ないので家でも楽しめそうです」「グミおいしい!」「花を針金に通すところが難しかった」「かわいくできた!」といった感想が寄せられ、親子で楽しむ様子が見られた。
JA信州うえだ生活サポート課では、『家の光』創刊100周年を記念した総括イベントを年内に開催する予定だ。
新鮮市真田直売所1周年記念イベント開催
JA信州うえだ新鮮市真田直売所は、4月27日、リニューアルオープンから1周年を記念しイベントを開いた。直売所オリジナルバケツ300個の配布や地元産野菜、果物の他、野菜苗、お米などを求め、多くの来店客で賑わった。
同直売所は、隣接する上田市の「ゆきむら夢工房」敷地内で営業していたが昨年3月末、市の指定管理期限が切れた。そのため、隣接する旧JAグリーンファームさなだ店を活用し開店した。
開会式には、JAの真田地区事業部中澤元秀部長や直売所利用組合の杉山明組合長、JAの宮崎早苗理事が出席しあいさつをした。
直売所のある同市真田町は戦国武将・真田氏発祥の地で、店内外にゆかりの装飾や備品を設置してPRしている。特に、六文銭をデザインしたテーブルや、店内入り口上部に描かれたかぶとの絵には本物の鹿の角を装飾し来店者から人気を得ている。
同店に農産物を出荷する直売所利用組合は、組合員200人で、生産地は標高730メートルの真田地区から1300メートルの菅平高原まで。そのため、地域内のリレー栽培が特徴。旬の食材が長く提供できる。本年度から就任した杉山組合長は、「生産者の皆さんからいいものをたくさん出していただいて、地域のみならず観光客の皆さんに大勢お越しいただきました。皆様のご協力を得てより良い直売所をめざしていきたい」とあいさつしました。
また、杉山組合長は、「中山間地であるメリットを生かし、災害に強く標高差を活かした直売所にしていきたい」と抱負を述べた。
生産者直売施設いずみの里利用組合が総会を開催
上田市吉田の直売所「いずみの里」の出荷者でつくる、生産者直売施設いずみの里利用組合は4月19日JA信州うえだ泉田店で総会を開いた。会員やJA役職員など約70名が出席し、24年度の事業報告、25年度の事業計画など5議案を可決した。
同組合は、会員数157名。会員理念として、「私たち会員は、生産者であり、経営者である。また消費者でもある」と掲げ、安全、安心、安価な生産物を提供することを目指している。魅力ある店舗運営に向けて、毎月イベントも開催してきた。
24年度は、総売上高が初めて1億5千万円を超えた。一方で、会員の高齢化等により、生産物出荷は伸び悩んでおり、会員の加入促進にも力を入れている。
石井千春組合長は、「みなさんの生産物を中心に店舗を運営し、前年を上回る実績となった。設立16年目を迎える今年は、15周年記念事業も実施していきたい」と、あいさつした。
総会の後は「安全安心講習会」も開き、安全な農産物の栽培方法はもちろん、安全に作業するための注意事項などについても確認した。
地元の自慢・巨峰栽培の歴史や技術を未来に継承するシンボルにサンファームとうみで植樹祭
4月24日(木)、東御市にある果樹栽培技術の拠点「サンファームとうみ」で、巨峰苗木の植樹祭が行われた。
この植樹は、同市内で昭和31年から培われてきた巨峰栽培の歴史や技術を未来に継承する象徴(シンボルツリー)としようと、東御市が企画した。当日は、市やJA関係をはじめ地元生産者など、約20名が集まった。
東御市は、全国有数のブドウ産地として知られ、なかでも「巨峰」は市を代表する特産品。東御市における巨峰栽培の開始は、昭和31年と全国でも早く、まだ栽培技術が確立されていないなか、地元生産者が試行錯誤を重ねて、産地として確立させてきた歴史がある。生産者が継承してきた高い技術のもと、昼夜の寒暖差が大きく南面傾斜で日当たりの良い地勢といった、果樹栽培に適した豊かな気候風土のもとで育まれた巨峰は、その品質の高さから市場でも高く評価されてきた。
一方で近年は、シャインマスカットなど新たな品種の人気により、消費者の嗜好もかわったことで市場環境が大きく変化。巨峰の栽培面積・生産量は減少を続けている。(同JA東部地区(旧東部町エリア)のブドウ栽培は、栽培者数でみると1989年の約550名から2024年度には約300名に。栽培面積は、1989年の約173ヘクタールから約110ヘクタールに。そのうち有核巨峰の割合は現在およそ1割)
こうした中でも、生産者の高い技術力は巨峰栽培を通じて培われたものであり、ブドウ産業全体の基盤となっているともいえる。そこで市では、巨峰栽培の歴史を単なる“過去”とせず、市民や生産者が“誇り(シビックプライド)”として大切にし続けるべきものと位置づけようと、今回の植樹につながった。
今回定植したのは、「巨峰ナガノ1」の苗木3本。東御市の花岡利夫市長やJA信州うえだの櫻井典夫常務理事、東部ぶどう部会の中川良二部会長らが、苗木に大切に土をかけ定植した。花岡市長は、「先人の努力を継承し、発展させていく。適地適作の地であることをアピールし、みんなでこの地のブドウを育てていきたい」と決意を述べた。
JAの櫻井常務理事は、「巨峰から始まった東御市のブドウ栽培は、地域の先輩方がたいへんな苦労をして築き上げたもの。これからもブドウ栽培が輝きを増していけるよう、しっかり技術を継続し、市や地域生産者とともに産地を盛りあげていきたい」と話した。
苗木は、サンファームとうみで巨峰の「象徴」として長く育てていく。将来的に巨峰への需要が再び高まった際には、苗木の供給源(原木)としての役割も担う予定だ。
※この植樹のきっかけとなったのは、毎年ブドウの収獲時期にあわせて同市やJAが開催する「巨峰の王国まつり」実行委員会で、他の品種が主力になりつつあるなか名称が「巨峰」の王国のままでよいのか、という意見が出たこと。会のなかで検討を進めるうち、巨峰栽培の歴史を掘り下げ産地化までに先人の努力と苦労があり、継承してきた栽培技術が礎となって現在のブドウ産地があると知り、この歴史と技術を後世に残していくべきという機運が生まれた。このまつりは、今年で33回目を迎える一大イベントであり、市内外から多くの来場者を集めている。
うえだ食彩館ゆとりの里農産物直売所利用組合が総会を開催
上信越自動車道上田菅平ICすぐそばに位置する、農産物直売所「うえだ食彩館ゆとりの里」では、「地元および県内外のお客様に喜ばれる直売所」を目指して、約450人の利用組合会員が農産物や加工品等を出荷している。
4月18日には、「うえだ食彩館ゆとりの里農産物直売所利用組合」が総会を開催。会員やJA役職員など約70名が集まり、24年度の事業報告、25年度の事業計画など5議案を可決した。
開店20周年となった24年度は、販売高は前年を上回り、新規会員も33名増えた。25年度も、イベントの開催やSNS発信により来店者増加や農産物PRに力を入れ、出荷者の所得増大を目指す。上原英次組合長は、「これからも会員全員で直売所を盛り上げていきたい」とあいさつした。
また総会の後には、「直売所安全安心講習会」も実施。防除日誌の記入方法や農薬の適正使用方法のほか、安全に作業するための注意事項などについても確認した。
『めざせ!!俺の1杯』 男性のための自作ラーメン作り講座をスタート
JA信州うえだ「目標は、講座名の通り『めざせ!!俺の1杯』だよ」と笑顔で話すのは、JA信州うえだよだくぼ南部地区事業部が初めて開催する男性を対象にした新たな講座の参加者だ。全4回の料理教室を終えると、自作のラーメンが作れるようになるカリキュラムで、参加者手作りの「俺の一杯」の実現を目指す。
ふだんあまり自宅で料理をしない男性にも、料理を作る楽しみや食の大切さを知り、料理をするきっかけにしてもらおうと初めて企画。「男の料理教室『俺の一杯』を作ってみませんか?」と地域の組合員・住民へ向けて参加者を募集し、30代~60代の4人が集まった。講師は、JA職員のほか、地元組合員や女性部員も務める。
4月17日、第1回の教室を長和町の和田コミュニティセンターで開いた。参加者の交流とそれぞれの料理の腕前を知ることをメインとし、JAくらしの活動相談員の指導のもと、もやしスープと肉まん作りに挑戦した。肉まん作りは、具の材料を軽快な包丁さばきでみじん切りにしひき肉と混ぜて仕上げ、生地はエーコープむしパンミックスに水を入れてこねた。具を生地に包むところで、「いい形に包めないぞ」「最後の生地の絞りがうまくいかないな」と苦戦。思った形と違うできあがりを見て参加者同士笑い合い、試食しておいしさにうなずき合っていた。
参加者は、「たまには私の手料理を奥さんに食べさせてあげたい」「がんばって自分の一杯を完成させたい」と、それぞれの目標達成へ向けて情熱を込めて話した。
次回は6月で、旬のタケノコを使ってメンマ作りとエーコープあげらく天を使ったチヂミ作り、3回目は豚肉チャーシューと水餃子、4回目には手打ち麺に挑戦する。
畜産部会が総会を開催共励会表彰も実施
JA信州うえだ畜産部会は4月16日、第30回定期総会を上田市の農産物流通センターで開いた。同部会員や関係者ら約30名が出席し、24年度の事業報告や25年度の事業計画など4議案を承認した。あわせて同部会畜産共励会の表彰も行い、全員で成果を称え合った。
同部会は24年度、消費拡大運動や共励会・研修会の開催と参加を中心に、畜産物の品質向上と信州産ブランドの確立強化に向けて活動してきた。
25年度の事業計画では、安全・安心な畜産物の提供をはじめ、生産基盤強化の確立に向けて、肉牛、繁殖、酪農、養豚ごとに目標を掲げたほか、部会全体で消費拡大運動や研修会・共励会の実施、耕種農家と連携した地域循環型農業の確立、防疫対策の実施などに取り組むことを申し合わせた。
久保田千丈部会長は、「農家経営にとって厳しい状況が続いているが、行政・関係団体のみなさんの力を借りながら、部会員全員で乗り越えていきたい」とあいさつした。
表彰では、2月に審査会を行い決定した4部門の入賞者を表彰した。
入賞者は下記の通り。
◇肉牛枝肉の部
▽最優秀賞=峯村誠太郎(祢津)▽金賞=久保田千丈(室賀)▽銀賞=竹内徳雄(武石)
◇和牛子牛の部
▽最優秀賞=上原秀一(青木)、北澤譲(室賀)
◇酪農生乳の部
▽最優秀賞=(有)鷹山ファミリー牧場(大門)▽金賞=櫻田康介(青木)◇銀賞=山浦一英(和)
◇肉豚の部
▽タローファーム(株)(神科)
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