JA信州うえだ花き部会などでつくる同JAフラワーショー運営委員会は、上田市住吉のJA上田東支所で、第24回JA信州うえだフラワーショーを開いた。グラジオラスやリンドウなど182点が出品され、長野県知事賞をはじめ19点が入賞。知事賞には、スターチスの「サムライブルー」を出品した、よだくぼ南部地区の柿嶌勲さんが選ばれた。 県上田農業改良普及センターの担当者や市場関係者ら10人を審査員に迎え、花色、花姿、栽培管理技術などを審査。審査後は一般公開し、地域住民を中心にJA産花きをPRした。多くの来店者が足を止めて見入っていた。展示後の花は販売し、好評だった。 知事賞の柿嶌さんは「先輩の生産者をはじめ、部会の仲間、JAの技術員の指導で受賞できた。今後も高品質な花きを安定的に出荷できる経営を継続していきたい」と力強く語った。 柿嶌さん以外の主な受賞者は、次の通り（かっこ内は、地区、品目、品種）。 ▽上田地域振興局長賞＝小林敏幸（塩田、トルコギキョウ、ボヤージュホワイトN）▽21上小農業活性化協議会長賞＝西沢五夫（上田東、グラジオラス、紅園）▽上田市長賞＝坂口賢一（真田、スプレイカーネーション、フェミニール）