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農作業事故ゼロへ、地域を回る広報車

JA信州うえだの話題 2018.05.25

JA信州うえだは、田植え機やトラクターなどによる農作業事故が発生しやすい時期に合わせ、広報誌での発信に加え、広報車からのアナウンスによる呼び掛け運動に力を入れている。農家はもちろん、地域住民にも安全への意識を高めてもらい、農作業事故ゼロを目指して発生件数を減らす目的だ。 この運動は、3~5月が農林水産省が推進する「春の農作業安全確認運動」の実施期間であることを踏まえて企画。春と秋の農作業シーズンを安全対策の重点期間とし、管内市町村(上田市・東御市・長和町・青木村)や県上田農業改良普及センターと連携して実施している。 14日の上田市をスタートに、15日には青木村で呼び掛け運動を実施。28日には東御市、29日には長和町で行う。広報車から農作業中の組合員をはじめ、地域住民を対象にメッセージを放送し、「農作業に従事する際は、機械の始業点検をして、時間にゆとりを持ち、安全な運転操作に心掛けてください」と呼び掛けている。 JAの坂下隆行組合長は「近年、農業従事者の高齢化などに伴い、農作業事故が多発している。農作業事故を防止することは、農業経営の安定を図る上で最も重要」と強調。「地域農業の持続的な発展と農村の振興を図るためにも、徹底した農作業事故防止の呼び掛けを行っていく」と力を込める。 JAは今後も、継続的に農作業事故に関する連絡会議などを開き、農作業事故防止に努める。季節に応じたきめ細やかな呼び掛けを意識し、これから夏にかけて増える熱中症対策にも注意喚起を強めていく方針だ。

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