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JA信州うえだの話題

冷蔵に期待高まる

JA信州うえだの話題 2018.05.23

JA信州うえだ東部ぶどう部会は5月上旬、東御市祢津の東部営農センターで冷蔵ブドウ説明会を開いた。今年2月、ブドウ貯蔵用冷蔵庫が完成し、同部会は利用希望者の把握や入庫量調査など稼働に向けた準備を進めている。利用希望者ら13人が参加。JAの営農技術員が冷蔵出荷の目的や対象品種、出荷方法、利用料などを説明した。 JAは、長期販売による生産者所得向上と労力分散を目的に、国の補助事業を活用して同市内のブドウ共選所など2カ所に計9基の冷蔵庫を設置した。1基当たりの面積は10平方メートルほどで、5キロ出荷箱に換算して約300箱分を貯蔵できる。小型なので1基ごと貸し出すことも可能で、個人で冷蔵庫を持たない生産者も冷蔵ブドウを出荷できると期待が高まっている。 冷蔵貯蔵する品種は「ナガノパープル」と「シャインマスカット」。「ナガノパープル」は、8月下旬~9月上旬に入庫し、9月中旬~10月上旬に出荷。貯蔵性が高い「シャインマスカット」は10月上・中旬に入庫し、11月中旬~12月下旬までの長期出荷する。 冷蔵「ナガノパープル」と露地「シャインマスカット」のセット販売を予定。ふるさと納税の返礼品として新たな商品化も進めている。

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