JA信州うえだが運営する、上田市の農業用資材店「グリーンファーム中央店」は3月下旬、家庭菜園のポイントや園芸の楽しみを伝える「グリーンファームカレッジ」の今年2回目の講座を開いた。テーマは「鍬（くわ）と鎌の基礎知識と上手な使い方」。同店では、形や大きさの異なるさまざまなくわや鎌を取りそろえている。来店者から「違いが分からない」「どれを買ったらいいのか」といった声が多く聞かれたことから企画した。 地域住民20人が参加。金物の卸売会社、佐野利の佐野恭宏専務が、くわや鎌の選び方と使い方、管理の仕方や研ぎ方などを説明した。鎌を使用するときの適正な角度や、使い終わった後の手入れのこつなどを紹介し、研ぎ方を実演した。 参加者は「今まで知らなかった話が聞けてとても勉強になった」「研ぎ方の実演が参考になった」と話した。