JA信州うえだは11月上旬の2日間、東京都世田谷区にある東京農業大学「食と農」の博物館で、同JA管内の農産物や加工品の物販とPR活動を行った。JAと同大との包括連携協定に基づく取り組みとして初めて開催。同大と協定を結んでいる青木村と共同出店した。 JAと同大は2017年に農業振興や地域活性化などを目的として包括連携協定を締結している。今回の催しには、JA職員と村職員の計4人の他、同大生も販売スタッフとして参加。JAは、リンゴ（4個入り）35袋をはじめ、りんごチップスやりんごジュース、塩田地区産の大豆が原料のかりんとうなどを販売した。 来場者は販売スタッフの商品説明を熱心に聞き、会話を楽しみながら買い物をした。初日にはリンゴが、2日目には、ジュースとかりんとうが完売した。 参加したJA職員は「食と農に関心の高い都市部消費者へのPRとして、非常に効果的だった。今後も、実りのある連携の成果実現に向け取り組んでいきたい」と意気込みを話した。 同博物館内にある「コマーシャルボックス」では、8月から、青木村のエゴマ油などとともに、JA産の贈答用ブドウやりんごジュースを展示。引き続き展示をして管内産の農産物をPRする。