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レンゲツツジ保存へ草刈り

JA信州うえだの話題 2019.08.25

JA信州うえだ東部地区事業部は19日、東御市の湯の丸高原で今年2回目のレンゲツツジの保存活動を行った。同事業部の職員11人が参加し、レンゲツツジへの日当たりを良くするために周りの草を刈り、木を切るなどの作業に汗を流した。 同事業部は、年2回の活動に取り組んでおり、1回目の7月中旬には8人が参加した。 同市と群馬県嬬恋村にまたがる湯の丸高原は浅間連峰の西側に位置し、レンゲツツジの大群落は国の天然記念物に指定されている。同高原では、長年にわたり牛の放牧事業を行っている。牛は有毒植物であるレンゲツツジを残し、他の草木を食べることから、レンゲツツジ群生の保存に貢献してきた。しかし、近年は放牧頭数が減少し、レンゲツツジの生育環境が悪化しつつあるため、現在はいくつかの組織により保存活動が行われている。同事業部は、2013年から活動に取り組んでいる。 同事業部の依田達哉部長は「大変な作業だが、職員はやりがいを持って取り組んでいる。これからも活動を続けていきたい」と話している。

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