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JA信州うえだの話題

農業への興味深めて、小学生が農産物集出荷施設見学

JA信州うえだの話題 2019.11.11

JA信州うえだは、地域の子どもたちに地元の農業や農産物に関心を持ってもらおうと、小学生の社会科見学に協力している。管内広域から果実、野菜、きのこ、花きの集出荷を行う農産物流通センターでは、2019年度、これまでに管内22校から3年生約1300人を受け入れた。同センターの担当職員が取り扱う農産物の種類、選別や箱詰めの方法、機械類など、施設内を案内しながら説明している。 11月1日には、上田市立豊殿小学校の3年生42人が見学に訪れた。事前にスーパーマーケットの見学を済ませており、この日は、農産物が「お店に並ぶまでを知ろう」と同センターを訪れた。 児童たちは、カーネーションやブロッコリー、きのこ、リンゴなどの選別の様子や稼働する機械を見ながら、JA職員から選別する際の注意点や鮮度を保つための仕組み、装置の機能などの説明を聞いた。 花き選花場では室温が5度に保たれた大型冷蔵庫に入って「大きい!」「寒い!」と歓声を上げた。出荷されたシナノゴールドのコンテナが並べられたリンゴ選果場内では、「いい匂いがする」と目を輝かせながら、光センサーで糖度を測る機械や自動で等級分けされる様子を興味津々で見入った。児童たちは、「花は一日何本出荷されますか」「この箱はここからどこへ運ばれますか」などと、盛んに質問していた。 見学後には、同センターの職員が見学内容や食料自給率などのクイズを出し、児童たちは楽しみながら答えを考えていた。 今後児童たちは、同センターに出荷された農産物が、どのようにして作られているかを知るために、リンゴ農家を訪れる予定だ。

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