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ワンコイン出前講座 福祉用具の選び方・使い方学ぶ

JA信州うえだの話題 2021.03.31

川西地域包括支援センターが運営する「ワンコイン出前講座」が好評だ。これはJA信州うえだを含む19事業団体が地域貢献活動の一環で協力するもので、健康づくりや介護予防を目的として行っている。「出前」の名の通り、講師が地域の集まりの場に出向いて講義を行う。車に乗れないなど長距離を移動できない人でも、自分で足が運べる範囲で集まって受講できるのが魅力だ。 講座は健康や介護に関連する19種類から選ぶことができる。2019年から始まり今年で3年目を迎える。昨年は新型コロナウイルスの影響で活動が停滞したが、2年間で約50件の同講座を開いた。 3月17日には、NPO法人「うるわしの里」が運営する上田市浦野の「憩いの場あそび家」で、福祉用具体験講座を開いた。浦里地区の住民9名が参加。当JA福祉用具センターの佐藤太樹福祉用具専門相談員が講師を担当し、日常生活の補助用具として使われる福祉用具の選び方や使い方について説明した。参加者は真剣に話を聞き、説明を受けた後は、福祉用具を実際に試し、使い方を体で学んだ。 歩行器を試した参加者は「見た目はすごく良いと感じても、実際に試してみると使いづらいものもあった。折りたためるものや軽いものが使いやすいと感じた。自分に合ったものを使う大切さがわかった」と話した。 佐藤講師は「福祉用具選びの大切さを知ってもらえてよかった。福祉用具はたくさんの種類があるので、その人に合ったものを選ぶことが重要。困ったことがあったらぜひ相談してほしい」と話した。

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