JA信州うえだが運営する上田市の農業用資材店「グリーンファーム中央店」は、家庭菜園のポイントや園芸の楽しみ方をテーマに「グリーンファームカレッジ」を開講している。 ゴールデンウイークには「春の寄せ植え」や「果菜類を家庭菜園で作ろう」講座を開いた。花苗が豊富に出ていることや、大型連休を利用し家庭菜園を楽しみたい人のために企画。JAの営農振興部生産資材課の職員が講師を担当した。 「春の寄せ植え」講座は地域住民19人が参加。花の背の高さや色の組み合わせのこつ、植え方を説明した後、参加者は店で鉢と苗を購入し、寄せ植えをした。「花がたくさんあって、どれを植えようか悩む」「この花を入れるには、どうしたらいいかしら」など楽しみながら寄せ植えをした。 また「果菜類を家庭菜園で作ろう」と題した講座には、地域住民32人が参加。トマトやナス、ピーマンなどの品種紹介と育て方を学んだ。参加者は「本やネットに載っていないことを知った」「こんなにたくさんの品種があるとは知らなかった。参考にしたい」などと話し、両講座とも好評だった。 今後は、27日に「簡易雨よけハウスの建て方、栽培ネットの張り方」講座を行う予定だ。