JA信州うえだが運営する、上田市の農業用資材店「グリーンファーム中央店」は4月上旬、家庭菜園のポイントや園芸の楽しみを伝える「グリーンファームカレッジ」の今年度3回目の講座を開いた。テーマは「肥料の基礎知識と上手な使い方」。地域住民32人が参加し、作物ごとの施肥のポイントなどを学んだ。 同店では、用途に合わせた数多くの肥料を取り扱うが、来店者から「種類が多過ぎてどれが良いのか分からない」「何が違うのか分からない」という声があることから、このテーマで企画した。 JA全農長野生産購買部生産資材課の吉田清志技術審議役が講師を担当。肥料の基本的な知識や同店で扱う代表的な肥料、作物ごとの施肥のポイントなどを分かりやすく説明した。 参加者は「今までなんとなく使っていた肥料の性質が分かった」「専門家の話に満足した。肥料袋の見方が分かったので、今後購入するときに参考にしたい」などと話していた。 同店では、21日に「春の寄せ植え」講座を開く。売り場から好きな花苗を選んでオリジナルの寄せ植えを作る講座で、現在受講者を募集している。