上田市諏訪形のJA信州うえだ城下店は3月下旬、同店で開く講座「ふれあい自由広場」の2017年度閉講式と18年度開講式を開いた。受講生をはじめ講師、実行委員、JA関係者ら約80人が出席した。 同広場は、事業拠点再構築で金融窓口業務を廃止した同店の活用策として、組合員などでつくる実行委員会が企画。16年から組合員や地域住民を対象に各種の講座を開いている。 17年度は「初心者家庭菜園教室」「健康づくり教室」「健康吹き矢教室」など6講座を開き105人が受講。18年度は17年度と同じ6講座で、115人が受講する。講座は受講生が自主的に運営し、講師は地元の組合員やJA職員OBなどが務める。 閉講式では、各講座の受講生代表が修了証を受け取り、お礼の言葉を述べた。健康吹き矢教室の大林正樹さん（80）は「精神面、技術面ともに向上することができた。全員が今年の講座に進むということで張り切っている」と話した。 開講式では、18年度の講座と講師を紹介。受講生を代表してあいさつした初心者家庭菜園教室3年目の西嘉一さん（70）は「講習会で友達を作って、健康で学習に励みたい」と抱負を述べた。