ネクスコ・トール北関東上田菅平料金所は17日、上田市の上信越自動車道上田菅平インターチェンジで、同市住吉の神科第一保育園の園児と一緒に、利用者へリンゴを配布し、安全運転を呼び掛けた。同料金所付近にはリンゴが植えてあり、JA信州うえだが剪定（せんてい）、消毒や摘果などの栽培管理を手伝っている。 年長の園児32人がドライバーに「安全運転でお願いします」と声を掛けながら、リンゴと交通安全を呼び掛けるちらしを手渡した。利用者は「ありがとう。安全運転するね」と笑顔で受け取っていた。 取り組みは同料金所と同園が近いことから始まり、今年で12回目。園児は料金所付近のリンゴのもぎ取りも楽しんだ 同料金所の山浦つぎ子所長は「園児によるリンゴ配布は毎年ドライバーに好評。交通安全で子どもたちの命や地域の安全を守り、地元のリンゴのおいしさを知ってもらうために、継続していきたい」と話した。