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安全なブドウ味わって

JA信州うえだの話題 2018.09.22

JA信州うえだ川西ぶどう部会は、県知事が認証する「信州の環境にやさしい農産物認証制度」の現地確認調査を受けた。これによって、今年は5人の生産者、総面積91アールが承認された。 この制度は、環境と調和し、自然と共生する持続性の高い農業を推進するためのもの。地域の一般的な栽培方法と比較して、化学肥料と化学合成農薬の使用量を減らして作られた農産物を、知事が認証する。 原則として50%以上、ブドウを含めた果樹7品目は30%以上の削減で認証され、総合的病害虫・雑草管理(IPM)実践指標を記録することが必要。認証された農産物には、県の認証番号を付けたシンボルマーク(認証票)の使用が許可される。 同部会は2005年から取り組みを始め、今年も申請した。これまでは種あり「巨峰」での取り組みだったが、17年から品種を問わず取り組むようになった。 JA塩田地区の生産者のブドウ園で、審査員が基準を満たした栽培をしているか調査し、適正な栽培を確認した。 承認された生産者は「通常の栽培に比べ農薬散布の回数が少なくなるので、適期の防除が重要だ。除草剤を使わないため、小まめな草刈りも必要。しっかり手を掛けているので、自信を持って出荷できる。ぜひ味わってほしい」と話した。

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