JA信州うえだヤマジョウ果樹部会上田支会は1月下旬、上田市のリンゴ園で「果樹女性栽培者整枝剪定（せんてい）勉強会」を開いた。女性リンゴ栽培者と同JA職員20人が参加した。 この勉強会は昨年からスタート。栽培管理において品質や収量に大きく影響し栽培の基本である整枝剪定作業を学んでもらうことが狙い。男性が行うことが多い作業を女性にも取り組んでもらうことで、産地の活性化や女性同士の交流を深めることも目的だ。 同JA果樹担当の営農技術員が整枝の剪定の仕方や専門用語を説明した後、実際に作業をして手本を見せた。 勉強会を企画した営農技術員は「日頃の講習会はベテランの男性陣が多く参加しているので、初心者の女性は質問もしにくかった。今回は用語の解説から実枝まで行った。質問も多くできて活発な勉強会となった」と話した。 同支会は勉強会の他、夏には摘果勉強会も開いていて、今後も継続する予定だ。