JA信州うえだは16日、上田市のJA本所で資産管理セミナーを開いた。JA全中・JAまちづくり資産管理情報顧問の柴原一税理士が、「相続法の改正と税制改正」と題して講演。所得税や相続税、贈与税などの現状と、これからの税制改正などを分かりやすく解説した。 組合員ら69人が参加。相続法の改正項目や、近年の税制改正に伴う配偶者控除や住宅ローン控除、ふるさと納税による税額軽減などについて学んだ。 参加者からは「配偶者居住権について、計算式はどのようになるのか」「成年後見制度と家族信託の違いは何か」など、多くの質問が出て、好評だった。 JAは今後、セミナー参加者の個別相談にも応じ、地元の税理士や司法書士などの専門家と共に節税対策を提案していく。