JA信州うえだは9月上旬、愛知県大府市の「JAあぐりタウンげんきの郷」で開かれた長野県観光展のイベントに上田市、長野県名古屋事務所と共に参加し、ひょう害果を販売した。このイベントへの参加は今回が初。同事務所からの提案で実現した。 げんきの郷は、国内最大級の直売所で、JAあいち知多の子会社、げんきの郷が運営。年間200万人超を集客する複合施設だ。 ひょう害果のリンゴ「つがる」の試食販売と、宅配用ちらし配布によるPRなどをした。多くの買い物客が試食し、購入。約900玉を開始2時間で完売した。購入客は「試食して、おいしかったので買った。家で食べる分には、見た目は気にならない」と話した。 JA営農販売部直販課の金井清太郎さんは「傷が付いていても、試食しておいしいと購入してもらえたのはうれしいこと。これを皮切りに新たな販路の拡大を目指したい」と期待を込めた。