上田市農業技術者連絡協議会は6月上旬、同市のJA信州うえだ本所で、定期総会を開いた。約50人が出席。2018年度の事業報告と収支決算、19年度の事業計画と予算を決定した。 事業報告では、部会ごとに18年度に取り組んだ試験栽培の内容や研究成果を発表した。農事部会は水稲の低コスト肥料試験と除草剤試験の結果を、花き部会はスターチスと小菊の安定生産に向けた試験結果などを報告した。 役員改選を行い、新会長にJA西部営農センターの赤池邦浩センター長が就いた。赤池会長は「上田市の農業の発展は、部会員の双肩にかかっている」と強調した。 協議会は、JAの営農技術員、生活指導担当者をはじめ、県上田農業改良普及センター、市、農業委員会、農業共済組合など関係団体の職員で組織する。