上田市立泉田保育園の年長園児22人が3月11日、JA信州うえだ西部営農センターに、野菜作りの指導を受けたお礼と卒園の報告に訪れた。「1年間ありがとうございました。おいしい野菜ができました」と感謝の気持ちを伝え、羽毛田博久西部地区事業部長に園児手作りの貼り絵のカレンダーを手渡した。直接指導を受けた同センターの竹内貴樹営農技術員には、同技術員らを招いて昨年8月に同園で開いた食事会のときの写真を贈った。 同園は園児の農業体験学習として、地元農家でつくる西部地区営農活性化委員会の協力を得て、園内や園近くの畑で野菜作りをしている。竹内営農技術員が指導役となり、キュウリ、ナス、トマト、ピーマン、ジャガイモ、サツマイモ、ダイコンなどの野菜を園児と一緒に栽培した。収穫した野菜は給食で食べた他、園児が順番に持ち帰って各家庭で味わった。 お礼に訪れた園児たちは「自分で作った野菜を食べて、野菜が好きになった」「楽しかった」などと元気いっぱいに話した。