JA信州うえだ上田東農機センターは3月～4月、春の農繁期を前に管内4カ所で農機具出張整備会を開いた。同センターの職員2～3人が地区の公民館などに出向き、農家が持ち込んでくる農機具を点検。タイヤの空気圧調整やオイル交換、グリスアップなどを行った。 同センター管内はリンゴやブドウなどの果樹生産者が多い。整備会にはスピードスプレヤー24台をはじめ、高所作業台車、乗用草刈り機、トラクター、管理機など46台の農機具が持ち込まれ、整備担当の職員が手際よく点検・整備作業を進めた。 利用者からは「これで安心して作業ができる」「センターまで持っていかなくても済むので助かる」と好評だ。桜井誠一センター長代理は「事前に点検しておけば、いつでも使えるし、事故防止や機械を長持ちさせることにもつながる。要望がある限り続けていきたい」と話した。