JA信州うえだが運営する農業用資材店「グリーンファーム中央店」では、家庭菜園のポイントや園芸の楽しみ方を題材とした「グリーンファームカレッジ」を開校している。 6月27日には、今年度8回目の講座となる「家庭菜園の病害虫防除対策」講座を開いた。病害虫が多く出てくる夏は、防除対策についての相談が特に多く寄せられるため同講座を企画。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、講座は午前と午後に分けて行い密集を防いだ。午前は18人、午後は17人の地域住民が参加。マスク着用、手指のアルコール消毒、会場の換気など対策して行った。 講座では、同JA営農振興部生産資材課の山口まゆみ主任が講師を担当し、病害虫の種類や対処方法を説明。各病害虫に対する農薬の適正な使い方や注意点などもわかりやすく解説した。また、無農薬で頑張りたいという参加者の声にも応え、防虫ネットを使った病害虫対策なども紹介した。 参加者は「害虫の種類など、写真で見ながら学べたのでわかりやすかった」「農薬も適正に使えば効果的だと分かった。講義で学んだことを生かして防除したい」などと話した。 同店は今後、7月11日に「刈払機と噴霧器の使い方とメンテナンス」講座を予定している。