JA信州うえだが運営する農業用資材店「グリーンファーム中央店」では、家庭菜園のポイントや園芸の楽しみ方を題材とした「グリーンファームカレッジ」を開校している。 7月18日には、今年度10回目の講座となる「秋冬野菜の栽培のコツ」講座を開いた。秋冬野菜は種まき時期が真夏のため、夏野菜とは違う栽培のコツが必要になる。コツを覚えて栽培を楽しんでもらいたいという思いから同講座を企画。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、講座は午前と午後に分けて行い密集を防いだ。午前は18人、午後は11人の地域住民が参加。マスク着用、手指のアルコール消毒、会場の換気など対策して行った。 講座では、同JA営農振興部生産資材課の山口まゆみ主任が講師を担当し、上田地域の平均気温グラフを使って作物ごとの特性を踏まえた栽培のコツを説明。真夏の種まきと育苗は水管理が大切であること、遮光ネットなどを使って温度管理をすることの重要性、害虫対策についてなどを詳しく解説した。 参加者は「種の給水方法が参考になった。作物ごとの栽培ポイントを教えてもらったので実践したい」「種まきの時期などわかりやすかった。害虫対策もしっかりしたい」などと話した。 同店は今後、8月22日に「タマネギ・ニンニクを作ろう」講座を予定している。