JA信州うえだ東部地区事業部は12月12、13日の2日間、東御市祢津の東部ライスセンター敷地内で、恒例の年末大感謝祭を開いた。新巻鮭（ざけ）、酢だこ、数の子、ミカンなどの正月用品をはじめ、ナガイモ、ゴボウ、ニンジンなどの野菜、地元産の牛肉などを販売し、大勢の組合員や地域住民が来場しにぎわった。 自動車、農機具の展示会や餅つき機、そば打ち道具の販売も行った。空くじなしの福引抽選会も行い、特等の「新巻鮭」が当たった来場者は大喜びだった。 年取り魚の新巻鮭は、この日選んだ鮭をJAの冷凍庫で預かり、希望者には好みのサイズに切り分けて年末に自宅まで届けるサービスが好評で、毎年、大勢の人がこの祭りを待って買い求める。売り場では、サイズ別にずらりと並べられた鮭の中から品定めをする家族連れの姿が見られた。 12日には、JA女性部東部支会が、家庭で眠っている日用雑貨などを格安で販売する「遊休品市」を祭り会場で初めて開いた。食器や鍋、洗剤、タオル類など約200点を出品し好評だった。