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課題を共有 菅平野菜生産販売反省会

JA信州うえだの話題 2020.12.21

JA信州うえだ菅平農事振興組合は12月15日、上田市菅平高原のJA菅平店で「菅平野菜生産販売反省会」を開いた。2020年度の野菜の生産・販売経過を振り返り、来年度に向けた課題を確認した。生産者やJA全農長野、JA職員25人が出席した。 新型コロナウイルス感染拡大防止のため市場関係者は招かず、JA全農長野の担当者が、コロナ禍における青果物の消費動向や、事前に取りまとめた各市場の意見と要望を報告した。 主要品目のレタスは、7月の長雨と8月の高温などの影響で全国的に流通量が安定しない中にあって、菅平地区の安定した出荷量と品質を評価する市場が多くあった。 価格は、天候不順やコロナ禍での消費動向の変化などの影響を受け乱高下を繰り返し、作付け体系の違いが明暗を分ける結果となった。 生産販売対応の課題としては、「需要に見合う作付け体系の構築」「異常気象条件下における安定生産対策」「出荷見通しの精度向上」「作柄急変時の早期情報伝達とフォロー体制」などが挙がり来年度に向け課題を共有した。 JA真田営農センターの小松俊明センター長は「コロナの終息が見通せない状況だが、菅平ブランドを維持するために生産者と一丸となって取り組んでいきたい」と話した。

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