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りんご高密植わい化栽培剪定巡回検討会 多収目指し情報交換

JA信州うえだの話題 2021.02.02

JA信州うえだ果樹部会塩田支会は1月28日、同JA管内塩田地区5カ所の圃場で「りんご高密植わい化栽培剪定巡回検討会」を行った。果樹生産者約40人が参加し、圃場を巡回して高密植栽培の基礎や剪定方法などを確認した。 管内に広まってきている高密植わい化栽培だが、樹勢や定植後の管理、除草管理などさまざまな課題が多い。生産者同士情報交換をし、技術向上を図り今後さらに栽培面積を拡大していくために企画した。 検討会では会場ごと、高密植栽培の基礎と剪定の流れの確認、リンゴ「シナノリップ」の剪定の実践、植え付け1年目の樹木の現状確認などを行った。JA営農技術員が定植1~3年目までの管理ポイントや品種ごとの施肥時期、施肥量、着果管理方法などを説明。参加者は、高密植わい化栽培に取り組む圃場を見学しながら、真剣に学んだ。 検討会を終えた参加者は「今年3月に初めて高密植わい化栽培に取り組むため参加した。たくさんの圃場を見学できて勉強になった。リンゴの多収を目指し、既に取り組んでいる生産者と情報を交換しながら頑張りたい」と話した。 高密植わい化栽培は、植栽本数が多く早期多収が狙えることから、近年取り組まれている栽培方法。果実の着色や玉ぞろいも良いことから県内で推奨されており、同JAも積極的に推進している。

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