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定年帰農者など対象に 野菜新規栽培者講習会

JA信州うえだの話題 2021.02.26

JA信州うえだ東部営農センターは2月20日、東御市祢津の同センターで野菜新規栽培者講習会を開いた。定年帰農者など新たに野菜を栽培したいという人を対象に毎年開いているもので、11人の栽培希望者が参加した。 今年は、東部地区の推進品目であるブロッコリー、アスパラガス、ジュース用トマトの3品目について指導。同センターの田中茂道営農技術員が、基本的な栽培方法や収益性などを説明した。参加者は熱心に話を聞き、「作物の収益性などを詳しく説明してもらって分かりやすかった。栽培したいという気持ちがより高まった」と話した。同センターは今後、参加者に個別指導を行い、栽培を全力でサポートしていく。 田中営農技術員は「年々高齢化により栽培者が減少し、農地の荒廃が進んでいる中、少しでも多くの人に栽培に取り組んでもらい、地域農業を活性化させていきたいとの思いで講習会を行っている。今年も参加者の熱量は十分。現地指導などのフォローを徹底し、参加者の栽培を支えていきたい」と話した。

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