JA信州うえだ塩田営農センターは2月26日、上田市中野のモルティしおだで「野菜・花き新規栽培者講習会」を開いた。新たに野菜・花きを栽培したいという人を対象に毎年開いているもので、野菜12人、花き7人の栽培希望者が参加した。 この日は、同センターの営農技術員が、塩田地区で主に栽培されている品目について指導。野菜はアスパラガス、ズッキーニをメインに、花きは小菊、コスモス、スターチスなど複数品目について、基本的な栽培・出荷方法や収益性などを説明した。講習会後には興味を持った品目などを記入するアンケートを実施。アンケートの結果をもとに今後、参加者個人に合った品目を提案し、栽培を推進していく。 営農技術員は「新規栽培者を獲得し、塩田地区の農業を活性化させたい思いで毎年講習会を行っている。アンケートの結果をもとに個人ごとのサポートを手厚くし、少しでも多くの人が市場出荷できるよう栽培を支えていきたい」と話した。