JA信州うえだ花き部会丸子支会は3月8日、上田市生田のJA丸子営農センターで「シャクヤク栽培講習会」を開いた。シャクヤクの品質向上を図ることが目的で、栽培作業が本格化する3月に毎年行っている。丸子地区の生産者9人が参加し、シャクヤク栽培のポイントや注意点などを学んだ。 この日は営農技術員が、栽培暦や防除表を使いながら、毎月行う作業の詳細や、病害虫に対して有効な薬剤の選び方、散布するタイミングなどを丁寧に説明した。 参加者は「作業内容を細かく説明してくれると作業の計画もたてやすいのでありがたい」「他の生産者との情報交換もできるので毎年参加している。今年も品質の良いものを出荷してきたい」と話した。当JA管内では、5月中旬から6月上旬にシャクヤクの出荷最盛期を迎える。