JA信州うえだ真田地区事業部は、地域住民がJAに出掛ける機会を増やし、地域に人の輪を広げることを目的に「JA生活文化活動」に取り組んでいる。料理や手芸、工作などの講習会を開く。地域住民に向けた活動強化のため、今年は料理講習を月1回、料理以外の講習は隔月で行う予定だ。 4月21日には、上田市真田町長の同事業部で「草餅作り講習会」を行った。地域住民6人が参加。JA生活活動サポーターと生活指導担当者が講師を担当し、作り方を指導した。使用した米粉は当JA管内産うるち米を微細粉砕した「微細米粉」。通常の上新粉よりも微細のため吸水量が多く滑らかに仕上がる。参加者は、ゆでたヨモギの新芽をすり鉢ですり潰し、蒸しあげた生地に混ぜ、あんこを包んでヨモギの風味豊かな草餅を完成させた。 参加者は「みんなで作って楽しかった。あんこの包み方なども参考になったので参加してよかった」「おいしい草餅ができたので家でもぜひ作ってみたい」と話し、好評だった。