JA信州うえだが運営する農業用資材店「グリーンファーム中央店」では、家庭菜園のポイントや園芸の楽しみ方を題材とした「グリーンファームカレッジ」を開校している。 7月9、10日には、今年度9回目の講座となる「秋冬野菜の栽培のコツ」講座を開いた。秋冬野菜は種まき時期が真夏のため、夏野菜とは違う栽培のコツが必要になる。コツを覚えて栽培を楽しんでもらいたいという思いから同講座を企画。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、両日とも講座は午前と午後に分けて行い密集を防いだ。9日は午前は8人、午後12人、10日は午前13人、午後14人の地域住民が参加した。 講座では、同JA営農振興部生産資材課の山口まゆみ係長が講師を担当し、秋冬野菜の特徴や水管理、防除方法などを説明。種まきカレンダーを使い、おすすめの播種時期などを解説した。種袋を見ながら、専門用語の確認も行った。 参加者は「作物ごとの栽培ポイントを教えてもらったので実践したい」「種袋の見方がとても参考になった」などと話した。