太陽に向かって大輪の花を咲かせるひまわり畑。そんな風景を見ると子供時代の夏休みを思い出してセンチメンタルな気持ちになるのは私だけでしょうか？
　東御市祢津地域の道路沿いに咲くひまわり畑が地域でちょっとした話題になっています。周辺住民や通行人からはキレイと好評で、景観の保全に一役買っています。しかし、実は景観の保全だけが目的ではありません。この地域はブロッコリーの栽培が盛んで、この畑でも栽培を行っていました。しかし近年、連作障害（同じ作物を連続して作り続けると発生する障害）により根こぶ病が散見されるようになりました。そこで、ひまわりを植えて特定の病原体が増えにくい土づくりを行うとともに、育ったひまわりは畑にすきこんで緑肥として利用することにしました。
　ブロッコリーの産地を守るための取り組みが、結果として地域の皆さんの目を楽しませることにもつながったのですね。農業って面白い。

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ＪＡ信州うえだ東部営農センター
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